特許
J-GLOBAL ID:200903013323782474

速度センサレスベクトル制御を用いた電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200822
公開番号(公開出願番号):特開2000-037098
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】3相インバータの容量を低減すること。【解決手段】dq軸回転座標系上で3相インバータ1の制御を行うベクトル制御手段を、磁束・トルク指令からトルク軸・磁束軸電流指令を演算する電流指令演算手段5、少くともトルク軸・磁束軸電流指令からd軸・q軸電圧指令を演算する電圧指令演算手段6、d軸・q軸電圧指令からd軸・q軸電圧指令からなる電圧指令の大きさと磁束軸に対する角度を演算する座標変換手段7、電動機の電流と電流指令と電圧指令の少くとも一つから3相インバータ1の出力周波数を演算する出力周波数演算手段11、3相インバータ1の出力周波数を積分した位相と電圧指令の角度から3相インバータ1のゲートを制御するゲート制御手段8、電圧指令と電圧指令の大きさと電動機の電流と電流指令の少くとも一つから電動機の状態量を指令と一致させるよう磁束指令を補正する磁束指令補正手段10から構成する。
請求項(抜粋):
直流を任意の周波数の交流に変換する3相インバータと、当該3相インバータの直流側に接続されたフィルタコンデンサと、前記3相インバータの交流側に接続されて駆動される電動機とから主回路を構成し、磁束軸に一致した軸をd軸とし、当該d軸に直交する軸(トルク軸)をq軸とするdq軸回転座標系上で、速度検出器を用いずに前記3相インバータの制御を行なうベクトル制御手段を備えて構成される電力変換装置において、前記ベクトル制御手段として、磁束指令とトルク指令とに基づいて、トルク軸電流指令であるq軸電流指令と磁束軸電流指令であるd軸電流指令とを演算する電流指令演算手段と、少なくとも前記電流指令演算手段により演算されたトルク軸電流指令と磁束軸電流指令とを入力とし、当該入力に基づいてd軸電圧指令とq軸電圧指令とを演算する電圧指令演算手段と、前記電圧指令演算手段により演算されたd軸電圧指令とq軸電圧指令とを入力とし、当該d軸電圧指令とq軸電圧指令とからなる電圧指令の大きさと前記磁束軸に対する電圧指令の角度とを演算する座標変換手段と、前記電動機に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段により検出された電動機の電流と前記電流指令演算手段により演算された電流指令と前記電圧指令演算手段により演算された電圧指令のうちの少なくとも一つに基づいて、前記3相インバータの出力周波数を演算する出力周波数演算手段と、前記出力周波数演算手段により演算された3相インバータの出力周波数を入力とし、当該入力された3相インバータの出力周波数を積分して位相を演算する積分手段と、前記積分手段により演算された位相と前記座標変換手段により演算された電圧指令の角度とに基づいて、前記3相インバータのゲートを制御するゲート制御手段と、前記電圧指令演算手段により演算された電圧指令と前記座標変換手段により演算された電圧指令の大きさと前記電流検出手段により検出された電動機の電流と前記電流指令演算手段により演算された電流指令のうちの少なくとも一つに基づいて、前記電動機の状態量を対応する指令と一致させるように、前記磁束指令を補正する磁束指令補正手段と、を備えて成ることを特徴とする速度センサレスベクトル制御を用いた電力変換装置。
Fターム (20件):
5H576BB09 ,  5H576BB10 ,  5H576CC01 ,  5H576DD02 ,  5H576DD04 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576GG05 ,  5H576GG10 ,  5H576HB01 ,  5H576JJ05 ,  5H576JJ22 ,  5H576JJ24 ,  5H576JJ25 ,  5H576LL14 ,  5H576LL22 ,  5H576LL24 ,  5H576LL30 ,  5H576LL34 ,  5H576LL60
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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