特許
J-GLOBAL ID:200903013402596066

複合航法装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-238342
公開番号(公開出願番号):特開2002-048591
出願日: 2000年08月07日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 地磁気による針路方位の検出精度を合理的に向上させた複合航法装置を提供する。【解決手段】 複数航法装置1000は所定速度値以上のときは補正衛星電波針路方位値CD1a、そうでないときは地磁気針路方位値CD2により船舶900の航行状態の表示または操舵を行う。所定速度値以上のときの地磁気方位検出部分300による検出角度θと、衛星電波受信部分100・補正用電波受信部分130による補正衛星電波針路方位値CD1aとの差異を誤差値△θとして検出角度θを補正することにより真北0°からの地磁気針路方位値CD2を得ている。所定時期、例えば、複数航法装置1000の装備直後に得られた誤差値△θを全周の検出角度値θに対する補正値として誤差データ記憶部分に記憶する。その後に誤差値△θが得られる度ごとに、個別の検出角度値θに対する補正値を記憶し直す。常に誤差値△θが更新され、地磁気針路方位値CD2の精度が向上する。
請求項(抜粋):
複数の衛星電波を受信する受信部分により得られる受信信号と所定の地点からの補正用電波を受信する受信部分により得られる受信信号とにもとづく針路方位値(以下、補正衛星電波針路方位値という)・補正位置値・補正速度値と、地磁気方位を検出する検出部分により得られた検出角度値を誤差値で補正して得られる針路方位値(以下、地磁気針路方位値という)とにもとづいて、船舶の航行状態を表示し、または、前記船舶の操舵を行うようにした複合航法装置であって、所定の時期に、所定値以上の前記補正速度値が得られたときの前記補正衛星電波針路方位値と前記検出角度値との差異にもとづいて得られた方位誤差値を、前記検出部分の全周にわたる前記誤差値として記憶する全周方位誤差値記憶手段と、前記全周にわたる前記誤差値を記憶した後に、前記所定値以上の前記補正速度値が得られた時点ごとに、前記時点における前記補正衛星電波針路方位値と前記検出角度値との差異にもとづいて得られた方位誤差値を、前記時点において得られた前記検出角度値に対する前記誤差値として前記記憶を記憶し直す個別方位誤差値記憶手段とを具備することを特徴とする複合航法装置。
IPC (4件):
G01C 21/08 ,  B63H 25/04 ,  G01C 21/20 ,  G01S 5/14
FI (4件):
G01C 21/08 ,  B63H 25/04 D ,  G01C 21/20 ,  G01S 5/14
Fターム (11件):
2F029AA04 ,  2F029AB01 ,  2F029AB07 ,  2F029AB09 ,  2F029AC02 ,  2F029AC04 ,  2F029AC08 ,  5J062BB02 ,  5J062CC07 ,  5J062FF06 ,  5J062HH05
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-090815
  • 車両方位検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-312213   出願人:アルプス電気株式会社
  • 車載ナビゲーションシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-273252   出願人:沖電気工業株式会社
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