特許
J-GLOBAL ID:200903013476921520

燃料電池により電力が供給される輸送装置の作動と始動用の装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-591682
公開番号(公開出願番号):特表2002-533909
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】燃料処理装置(2)は、移動式の車両環境で、燃料電池電力設備(55)を駆動するために使用される炭化水素燃料供給源中に存在する実質的に全ての硫黄を除去するように機能する。燃料は、ガソリン、ディーゼル燃料、灯油、燃料油、天然ガスや比較的高い濃度の有機硫黄化合物を含む他の燃料であってもよい。燃料供給源は、ニッケル反応物脱硫床(8)に通されて、そこで有機硫黄化合物中の実質的に全ての硫黄が、ニッケル反応物と反応し、硫化ニッケルに変換される。燃料電池電力設備と燃料処理装置は、移動式の輸送装置に電力を供給するのに使用できる。燃料処理装置の始動時に燃料電池を駆動するために、水素の補助供給源(108)が設けられる。さらに、燃料処理装置の最高温度が最終の作動温度に到達するまでの暫定期間に、燃料電池を作動させるために、脱硫された燃料の第2の補助供給源(100)が設けられる。
請求項(抜粋):
搭載された燃料電池電力設備から得られる電気によって動力が供給される輸送装置の急速始動実行装置であって、 a)有機硫黄化合物を含有するとともに、輸送装置の長期間の使用時に燃料電池電力設備用の水素供給源として機能する炭化水素燃料の供給源と、 b)前記炭化水素燃料の希釈されていない流れを処理することで、前記有機硫黄化合物中の実質的に全ての硫黄を硫化ニッケルに変換して、実質的に硫黄の含まれない炭化水素燃料を生成するように機能するニッケル反応物脱硫装置部と、 c)前記硫黄の含まれない炭化水素燃料を改質し、水素に富んだ気体状の燃料の流れを供給する第1の手段と、 d)前記水素に富んだ気体状の燃料の流れの中の一酸化炭素と水を二酸化炭素と水素に変換する第2の手段と、 e)前記水素に富んだ気体状の燃料の流れからの一酸化炭素と酸素を二酸化炭素に変換する第3の手段と、 f)前記輸送装置の始動時に、前記第1、第2、第3の手段が適切な作動温度に到達するまで、前記燃料電池電力設備を一時的に作動させるのに使用する補助燃料供給源と、 を備えることを特徴とする装置。
IPC (6件):
H01M 8/06 ,  C01B 3/32 ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/10 ZAB
FI (7件):
H01M 8/06 R ,  C01B 3/32 A ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/00 Z ,  H01M 8/04 J ,  H01M 8/04 X ,  H01M 8/10 ZAB
Fターム (12件):
4G040EA02 ,  4G040EA03 ,  4G040EB01 ,  5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA13 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17 ,  5H027KK26 ,  5H027KK42 ,  5H027MM08
引用特許:
審査官引用 (9件)
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