特許
J-GLOBAL ID:200903013500558636

伝動ベルトおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-055499
公開番号(公開出願番号):特開2002-257200
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 ブロック同士の相対的な位置決め精度を損なうことなく、伝動ベルトの耐久性を向上させる。【解決手段】 伝動ベルトを構成しているブロックにおけるロッキングエッジ距離差δと、ディンプルとホールとのY方向でのクリアランスCy との関係を予め定めた所定の関係に設定する。ロッキングエッジ距離差δに応じて生じるモーメントによってブロックが傾いても、ディンプルとホールとの干渉を避けることができ、あるいはこれらが干渉しても特に大きな応力が生じないので、伝動ベルトの耐久性が向上する。またロッキングエッジ距離差δが小さい場合には、クリアランスCy を小さくできるので、ブロックの相対的な位置決め精度が向上する。
請求項(抜粋):
互いに対向して環状に配列される多数の板片に環状の帯状材が巻掛けられて前記板片が環状に結束され、各板片の配列方向での一方の面に、各板片が円弧状に湾曲した配列状態となった場合に隣接する板片に接触するロッキングエッジが形成され、また各板片において前記ロッキングエッジに対して前記帯状材の内外周方向にずれた所定位置に、隣接する板片に向けて凸となる突起部が形成され、かつその突起部が形成されている面とは反対側の面に、隣接する板片の突起部が挿入される凹部が形成された伝動ベルトにおいて、隣接する板片同士における、それぞれの板片でのロッキングエッジの予め定めた基準位置からの寸法の差もしくは比率と、それら互いに隣接する板片における前記突起部と凹部との、前記ロッキングエッジと突起部もしくは凹部とを結ぶ方向での隙間との関係が、予め定めた関係に設定されていることを特徴とする伝動ベルト。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-083940
  • 金属Vベルト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-244936   出願人:本田技研工業株式会社
  • ベルト式無段変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-018176   出願人:日産自動車株式会社
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-083940

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