特許
J-GLOBAL ID:200903013530327655

予め選択された色を生ずることのできる改良されたエレクトロクロミック媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-541811
公開番号(公開出願番号):特表2001-519922
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】改良されたエレクトロクロミックデバイスであって、当該デバイスは、エレクトロクロミック媒体の色が少なくとも三種の電気活性物質の個々の濃度を選択することにより予め選択されることができるように一緒に加えた吸収スペクトル有する少なくとも三種の電気活性物質を含むエレクトロクロミック媒体を配合する。このエレクトロクロミック媒体は、概して、エレクトロクロミックデバイスの使に使用されるとき、その標準的な電圧範囲全体にわたって予め選択された感知される色を維持する。少なくとも三種のエレクトロクロミック物質は、少なくとも一種の電気化学的還元性物質(カソード物質)、少なくとも一種の電気化学的酸化性物質(アノード物質)およびアノードまたはカソード物質のいずれかであることのできる少なくとも一種の追加の電気活性物質を含有する。したがって、常に媒体中に存在する三種の電気活性物質があり、少なくとも二種がアノード物質またはカソード物質のいずれかである。予め選択される色は広範囲の色から選択でき、例えば、赤色、オレンジ色、黄色、緑色、青色、紫色であることができる。自動車用のエレクトロクロミックミラーについては、現在のところ好適な色は灰色である。
請求項(抜粋):
エレクトロクロミックデバイスであって、 各部材がフロント面とリア面を有する、フロントおよびリアの空間をおいた部材; 前記フロント部材のリア面および前記リア部材のフロント面上に設けられた透明導電性物質の層、ならびに空間をおいて離れた状態の前記フロントおよびリアの空間をおいた部材と一緒に結合してその間にチャンバを画定する外周シール物質を含み、 当該チャンバはエレクトロクロミック媒体を含有し、このエレクトロクロミック媒体は少なくとも三種の電気活性物質を含み、そのうちの少なくとも二種はエレクトロクロミック性であり、その濃度は予め選択した感覚色を生じることが選択されることができる前記エレクトロクロミックデバイス。
IPC (2件):
G02F 1/15 ,  C09K 9/02
FI (2件):
G02F 1/15 ,  C09K 9/02 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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