特許
J-GLOBAL ID:200903013645294165

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268284
公開番号(公開出願番号):特開平9-049527
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【目的】 耐摩耗性を確保しつつ、衝撃荷重により軌道面或は転動面に圧痕が生じるのを防止する。これにより、音響特性の劣化防止、軸受の長寿命化を図る。【構成】 軌道面を有する部材或は転動体を構成する鋼として、5〜18重量%のCrと0.5重量%以上1.2重量%以下のCとを含むものを使用する。そして、この鋼を二次硬化が生じる温度で焼き戻したり、或は、低温での焼き戻しの後にショットピーニングを施す。これにより、HRC を57以上にする。又、上記鋼中に含まれる残留オーステナイト量を、6容量%以下に抑える。これらの結果、軌道面の耐圧痕性が向上し、圧痕に基づく音響特性の劣化防止を図れる。又、十分な疲れ寿命と耐摩耗性とを得られる。
請求項(抜粋):
外周面に内輪軌道を有する内輪又は軸と、内周面に外輪軌道を有する外輪と、上記内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体とを備えた転がり軸受に於いて、上記内輪軌道と外輪軌道との一方の軌道をその周面に有する部材と上記転動体との少なくとも一方が、5重量%以上18重量%以下のCrと、0.5重量%以上1.2重量%以下のCとを含む鋼により造られており、当該部材と転動体との少なくとも一方は硬化させたものであり、表面硬度がHRC 57以上で、且つ少なくとも表面層の残留オーステナイト量が6容量%以下である事を特徴とする転がり軸受。
IPC (4件):
F16C 33/64 ,  F16C 33/62 ,  G11B 19/20 ,  G11B 21/02
FI (4件):
F16C 33/64 ,  F16C 33/62 ,  G11B 19/20 E ,  G11B 21/02 L
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-009449
  • 易溶金属浴中で使用される転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-078889   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 特開平3-082736
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