特許
J-GLOBAL ID:200903013665656519

酸化物超電導体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-046607
公開番号(公開出願番号):特開平10-245223
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、イオン半径の大きな希土類元素の123系超電導体において、臨界温度が90K以上で、かつ、臨界電流の大きな超電導体およびその製造方法を提供する。【解決手段】 La,Nd,Sm等の希土類元素中の少なくとも一つの元素を含む123系超電導体を溶融状態から凝固させる際に、RE<SB>4-2x</SB>Ba<SB>2+2x</SB>Cu<SB>2-x</SB>O<SB>10-y</SB>(REはLa,Ndの少なくとも一つの元素を含み、0<x≦0.25,0<y<0.5の範囲にあるものである)を出発原料の一つとして用いると、生成雰囲気の酸素分圧が0.1気圧以上の範囲でも臨界温度が90Kを超える超電導体が合成できる。しかも、内部に123組成からごくわずかに組成のずれた相が分散し、有効なピン止め点として作用するため、臨界電流の高い超電導体が得られる。
請求項(抜粋):
RE-Ba-Cu-O(REはLa,Nd,Sm,Gd,Eu等の希土類元素のうち少なくとも一つの元素を含むものである)の組成からなる酸化物超電導体において、RE:Ba:Cuの比が1:2:3でOの比が6.8乃至7.2からなる組成物を母相とし、RE:Ba:Cuの比が1+d:2-d:3(-0.1<d<0.5)でOの比が6.8乃至7.2の分散相及びRE<SB>4-2x</SB>Ba<SB>2+2x</SB>Cu<SB>2-x</SB>O<SB>10-y</SB>(REはLa,Ndの少なくとも一つの元素を含み、0<x≦0.25,0<y<0.5の範囲にあるものである)相が50%以下で零%より多く(含有率>0)含有されていることを特徴とする酸化物超電導体。
IPC (6件):
C01G 3/00 ZAA ,  C01G 1/00 ,  C04B 35/45 ZAA ,  C04B 35/653 ,  H01B 12/00 ZAA ,  H01B 13/00 565
FI (6件):
C01G 3/00 ZAA ,  C01G 1/00 S ,  H01B 12/00 ZAA ,  H01B 13/00 565 D ,  C04B 35/00 ZAA K ,  C04B 35/60 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 酸化物超電導体及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-333886   出願人:財団法人国際超電導産業技術研究センター, 財団法人鉄道総合技術研究所, 四国電力株式会社, 東ソー株式会社
  • 超電導磁気シールド体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-300569   出願人:新日本製鐵株式会社
引用文献:
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