特許
J-GLOBAL ID:200903013763998681

車両の旋回状態判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-311973
公開番号(公開出願番号):特開平7-165047
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 車両の旋回状態を正確に判断することのできる旋回状態判定装置を提供すること。【構成】 (c)と(h)を比較すると判るように、均一路において直進走行状態から旋回状態へ移行していく場合の左右輪速度差積分量IDVLRの変化は、直進制動時に均一路からスプリット路へ移行していく場合の左右輪速度差積分量IDVLRの変化とほぼ同じ傾向を示すため、両者の区別がつかず、誤判定してしまう可能性が高い。しかし、スプリット路の場合は、(i)に示すように前後輪速度差DVFRはほとんどなく、その積分量IDVFRの傾きも小さいものとなるが、旋回状態の場合は、前後輪の旋回軌跡が違うために、(d)に示すように一定の速度差DVFRが発生する。そのため、前後輪速度差積分量IDVFRもその傾きが大きいものとなる。従って、左右輪速度差だけでなく前後輪速度差も考慮することで、誤判定することなく正確に旋回判定ができる。
請求項(抜粋):
左前輪と右前輪と左後輪と右後輪との各車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段によって検出された各車輪速度に基づき、左右2輪の速度差を算出する左右輪速度差算出手段と、上記車輪速度検出手段によって検出された各車輪速度に基づき、前後2輪の速度差を算出する前後輪速度差算出手段と、上記左右輪速度差算出手段により算出された左右2輪の速度差と、上記前後輪速度差検出手段により算出された前後2輪の速度差とに基づいて、車両が旋回状態であるか否かを判定する旋回状態判定手段と、を備えたことを特徴とする車両の旋回状態判定装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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