特許
J-GLOBAL ID:200903013771573649

燃料電池の電極用ペースト、電極及び膜電極接合体並びに燃料電池システムの製造方法。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小西 富雅 ,  中村 知公 ,  萩野 幹治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-226218
公開番号(公開出願番号):特開2009-059600
出願日: 2007年08月31日
公開日(公表日): 2009年03月19日
要約:
【課題】触媒担持カーボンと高分子固体電解質とが大きな凝集塊(アグロメレート)となり難く、高分子電解質のプロトン交換基が親水層側へ強く配向しており、触媒層のガス拡散性及びプロトン伝導性に優れ、軽加湿又は無加湿でありながら高出力が得られる燃料電池の電極用ペーストを製造可能にする【解決手段】触媒担持カーボンを真空乾燥した後、水を加え、公転しながら自転する遠心撹拌装置によって混合攪拌する。これにより、各触媒担持カーボンの表面から空気が強制的に追い出され、カーボン粉末の隙間にも水が充填された第1中間物となる。そして、第1中間物を凍結乾燥し、多孔質とした後、減圧下でナフィオン溶液を添加して、電極用ペーストを得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
カーボン粉末に触媒金属を担持してなる無数の触媒担持カーボンと、各該触媒担持カーボンを互いに結合するとともにガス透過性を有する基材に結合するための高分子電解質の溶液とを混合して電極用ペーストを得る燃料電池の電極用ペーストの製造方法であって、 チャンバー内に無数の前記触媒担持カーボンと水とを含む混合物を収容した後、該チャンバーを公転させることによって該混合物に遠心力を付与しつつ、該チャンバーを自転させることによって該混合物を自身の自重で攪拌し、第1中間物を得る第1工程と、 該第1中間物を減圧下で凍結乾燥することによって、第1中間物の表面吸着水以外の氷を気化して多孔質化した第2中間物を得る第2工程と、 減圧状態を保持しつつ該第2中間物に前記高分子電解質の溶液を混合し、電極用ペーストを得る第3工程とを備えていることを特徴とする燃料電池の電極用ペーストの製造方法。
IPC (3件):
H01M 4/88 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M4/88 K ,  H01M8/02 E ,  H01M8/10
Fターム (17件):
5H018AA06 ,  5H018BB05 ,  5H018BB08 ,  5H018BB12 ,  5H018CC06 ,  5H018DD06 ,  5H018EE03 ,  5H018EE05 ,  5H018EE19 ,  5H026AA06 ,  5H026BB03 ,  5H026BB04 ,  5H026BB08 ,  5H026CX03 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05 ,  5H026EE19
引用特許:
出願人引用 (13件)
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