特許
J-GLOBAL ID:200903013790568567

データ通信無線回線選択方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-211565
公開番号(公開出願番号):特開平11-055745
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 通信可能な無線伝搬路を確保するために、アンテナの指向性を切り替える場合、適当なアンテナの指向性を決定するために、無線基地局と無線子局との間で情報交換をする必要があり、データ伝送速度の低下につながる。【解決手段】 無線信号フレームの先頭に配置した報知信号B1を、無線基地局が周期的に送信する。フレーム毎に無線基地局のアンテナを切り替える。無線子局は、自局のアンテナを切り替えながら報知信号の受信を試行し、報知信号の受信により、無線伝搬路の確立を認識して、通信開始要求手順に入る。無線子局が報知信号を受信したときに利用したアンテナと同一のアンテナを、無線基地局及び無線子局が使用して、要求信号B2,許可信号B3,データ信号B4,受信確認信号B5の通信を実施する。
請求項(抜粋):
指向性を切り替え可能な第1のアンテナ手段を具備する無線基地局と、第2のアンテナ手段を具備する無線子局と、前記無線基地局と前記無線子局との間で無線電波が伝搬する電波伝搬路により構成され、前記電波伝搬路に、無線電波の伝搬経路に変化を生じるマルチパス環境を有し、時間的に互いに分離された複数のバーストにより構成される無線信号フレームを用いて通信を行う、無線データ通信システムのデータ通信無線回線選択方法において、無線信号フレームの長さを一定とし、前記無線信号フレームの先頭のバーストに、無線基地局の識別情報を含む報知バーストを割り当て、無線基地局は、時間的に一定間隔で、無線基地局の使用する第1のアンテナ手段の指向性を順次に切り替えながら、前記報知バーストを送信し、無線子局は、前記無線基地局からの報知バーストの受信を試行し、無線子局は、前記無線基地局からの報知バーストの受信に成功すると、その時点における無線基地局と無線子局の間の無線伝搬路が使用可能であると認識し、無線子局が前記報知バーストの受信に成功したタイミングに基づいて、無線基地局と無線子局との通信を開始するとともに、この通信における前記第1のアンテナ手段の指向性を、無線子局が前記報知バーストの受信に成功した時の、前記第1のアンテナ手段の指向性に基づいて、決定することを特徴とするデータ通信無線回線選択方法。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  H04B 7/24 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H04B 7/26 109 M ,  H04B 7/24 B ,  H04B 7/26 M ,  H04B 7/26 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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