特許
J-GLOBAL ID:200903013834926482

バイオセンサおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059120
公開番号(公開出願番号):特開2000-221157
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】微量の液体試料を用いて、その試料中の特定成分を迅速、高精度、簡便に測定することができるバイオセンサに関し、特に試料液の毛細管吸引が確実に行えると共に、界面活性剤層の形成を不要にして製造工程を簡略化し、生産性を良くする。【解決手段】絶縁性基板上に設けた電極上に、スペーサによって空間部を設ける。この空間部に酸化還元酵素、電子伝達体、親水性高分子、および界面活性剤を含む溶液を分注し乾燥させた後、カバー板を重ね合わせてキャピラリー構造とする。キャピラリーの試料流入部に界面活性剤を含む反応試薬部を露出させて形成しているので、確実な毛細管吸引が可能になり、また、従来のような界面活性剤層の形成工程が不要になる。
請求項(抜粋):
(1)絶縁性の基板上に設けた少なくとも測定極と対極とからなる電極系と、(2)前記測定極と対極の一部を臨ませて空間部を形成するように前記電極上に重ね合わされたスペーサと、(3)前記空間部に形成した反応試薬部と、(4)前記スペーサに重ね合わされたカバー板からなり、前記基板とスペーサ、およびカバー板とで囲まれる空間部が試料液通路であるキャピラリーを形成しており、前記反応試薬部が酸化還元酵素、電子伝達体、親水性高分子、及び界面活性剤を含むことを特徴とするバイオセンサ。
FI (2件):
G01N 27/30 353 Z ,  G01N 27/30 353 P
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る