特許
J-GLOBAL ID:200903013954601900

固体電解コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-319754
公開番号(公開出願番号):特開2008-135509
出願日: 2006年11月28日
公開日(公表日): 2008年06月12日
要約:
【課題】 導電性高分子膜の高導電率化を可能とし、高温で高抵抗化する挙動を抑制することができる、3,4-エチレンジオキシチオフェンを用いた可溶性導電性高分子水溶液を利用して形成した固体電解コンデンサを提供する。【解決手段】 3,4-エチレンジオキシチオフェンの反復構造単位からなるポリマーとポリスチレンスルホン酸または、その塩を水溶液中に混合、攪拌した後、酸化剤を加えて化学酸化重合した第一の高分子重合溶液Aに、ナフタレンスルホン酸等を溶解させた非水溶媒と純水との混合水溶液Bを5〜50重量%添加した、第二の高分子重合溶液Cを、タンタル、ニオブ、アルミニウム等の弁作用金属の陽極酸化皮膜上に直接、若しくは、陽極酸化皮膜上のプリコート層上に形成した内部導電性高分子膜上に塗布し、導電性高分子重合溶液で外部導電性高分子膜を形成し、複合導電性高分子膜を固体電解質とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
タンタル、ニオブ、アルミニウム等の弁作用金属の陽極酸化皮膜上に直接、若しくは、前記陽極酸化皮膜上に形成したプリコート層上に、内部導電性高分子膜を形成し、前記内部導電性高分子膜上に外部導電性高分子膜を形成した複合導電性高分子膜を固体電解質とする固体電解コンデンサであって、前記外部導電性高分子膜は、モノマーである、3,4-エチレンジオキシチオフェンの反復構造単位からなる化1で示される陽イオン形態のポリマーと化2で示されるポリスチレンスルホン酸または、その塩をドーパントとして水溶液中に混合、攪拌した後、酸化剤を加えて化学酸化重合した第一の高分子重合溶液Aに、ホウ酸、1-ナフタレンスルホン酸、2-ナフタレンスルホン酸、1,3,6-ナフタレントリスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸のうちの少なくとも1種を溶解させた非水溶媒と純水との混合水溶液Bを5〜50重量%添加した、第二の高分子重合溶液Cを、前記内部導電性高分子膜上に塗布、形成したものであることを特徴とする固体電解コンデンサ。
IPC (1件):
H01G 9/028
FI (1件):
H01G9/02 331G
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (6件)
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