特許
J-GLOBAL ID:200903013956336953

固体酸化物型燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 忠昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-080817
公開番号(公開出願番号):特開2009-238467
出願日: 2008年03月26日
公開日(公表日): 2009年10月15日
要約:
【課題】 構成の簡素化を図ることができる固体酸化物型燃料電池システムを提供すること。【解決手段】 固体酸化物型燃料電池6及び送風装置8の動作を制御するための制御手段と、燃焼排ガスに含まれる水蒸気を凝縮して回収するための凝縮回収手段50と、凝縮回収された凝縮水を改質器4に送給するための凝縮水送給手段52と、を備える。固体酸化物型燃料電池6の作動温度が設定上限温度を超えると、制御手段は、固体酸化物型燃料電池6の周囲の環境パラメータに基づいて、凝縮回収される凝縮水の量が改質器4における原燃料の改質に必要な凝縮水の量より多いか否かを判定し、原燃料の改質に必要な凝縮水の量より多いと判定したときには、送風装置8の送風量を増大させ、原燃料の改質に必要な凝縮水の量より少ないと判定したときには、固体酸化物型燃料電池6の発電出力を低下させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原燃料を水蒸気改質するための改質器と、前記改質器にて改質された改質燃料ガス及び酸化材の酸化及び還元によって発電を行う固体酸化物型燃料電池と、酸化材を前記固体酸化物型燃料電池に送給するための送風装置と、前記固体酸化物型燃料電池及び前記送風装置の動作を制御するための制御手段と、前記固体酸化物型燃料電池からの燃焼排ガスに含まれる水蒸気を凝縮して回収するための凝縮回収手段と、凝縮回収された凝縮水を前記改質器に送給するための凝縮水送給手段と、を備え、 前記固体酸化物型燃料電池の作動温度が設定上限温度を超えると、前記制御手段は、前記固体酸化物型燃料電池の周囲の環境パラメータに基づいて、前記凝縮回収手段により凝縮回収される凝縮水の量が前記改質器における原燃料の改質に必要な凝縮水の量より多いか否かを判定し、凝縮回収される凝縮水の量が原燃料の改質に必要な凝縮水の量より多いと判定したときには、前記送風装置の送風量を増大させて前記固体酸化物型燃料電池の温度上昇を抑制し、凝縮回収される凝縮水の量が原燃料の改質に必要な凝縮水の量より少ないと判定したときには、前記固体酸化物型燃料電池の発電出力を低下させて前記固体酸化物型燃料電池の温度上昇を抑制することを特徴とする固体酸化物型燃料電池システム。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/12
FI (4件):
H01M8/04 P ,  H01M8/06 W ,  H01M8/04 Z ,  H01M8/12
Fターム (7件):
5H026AA06 ,  5H026HH06 ,  5H026HH08 ,  5H027BA05 ,  5H027CC06 ,  5H027KK46 ,  5H027KK52
引用特許:
出願人引用 (4件)
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