特許
J-GLOBAL ID:200903079326256227

燃料電池システム及びその発電方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-033999
公開番号(公開出願番号):特開2005-228524
出願日: 2004年02月10日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】燃料電池システムを効率よく安定して運転できると共に、燃料電池における水素分離膜層に劣化が生じないようにして、水素分離膜層の耐久性を向上させることができる燃料電池システム及びその発電方法を提供すること。【解決手段】燃料電池システム1は、改質器2、燃料電池3及び制御装置を備えている。燃料電池3は、水素分離金属層311とプロトン伝導体層312とを積層してなる電解質体31、アノード流路32、カソード流路33及び冷媒流路34とを有している。制御装置は、カソードガス調整器6を操作して、電解質体31の温度Tが許容作動温度範囲Tpの上限値Tmaxを超えたときには、カソード流路33における圧力を増加させ、電解質体31の温度Tが許容作動温度範囲Tpの下限値Tmin未満になったときには、カソード流路33における圧力を減少させるよう構成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
水素を含有する水素含有ガスを利用して発電を行う燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、 上記燃料電池は、上記水素含有ガスが供給されるアノード流路と、カソードガスが供給されるカソード流路と、該カソード流路と上記アノード流路との間に配設された電解質体とを有しており、 上記電解質体は、上記アノード流路に供給された上記水素含有ガス中の水素を透過させるための水素分離金属層と、該水素分離金属層を透過させた上記水素をプロトンの状態にして透過させて上記カソード流路に到達させるためのプロトン伝導体層とを積層してなり、かつ、上記電解質体は、上記プロトン伝導体層における上記アノード流路側の表面に形成したアノード電極と、上記プロトン伝導体層における上記カソード流路側の表面に形成したカソード電極とを有しており、 上記カソード流路には、該カソード流路に供給する上記カソードガスの流量又は当該カソード流路における圧力を調整するカソードガス調整器が接続されており、該カソードガス調整器は、制御装置により制御可能に構成されており、 上記制御装置は、上記電解質体の温度が所定の上限値を超えたとき又は上記電解質体の温度が所定の温度変化率を超えて上昇したときである過度温度上昇時には、上記カソードガス調整器を操作して、上記カソード流路に供給する上記カソードガスの流量又は上記カソード流路における圧力を増加させ、一方、上記電解質体の温度が所定の下限値未満になったとき又は上記電解質体の温度が所定の温度変化率を超えて低下したときである過度温度低下時には、上記カソードガス調整器を操作して、上記カソード流路に供給する上記カソードガスの流量又は上記カソード流路における圧力を減少させるよう構成されていることを特徴とする燃料電池システム。
IPC (3件):
H01M8/04 ,  H01M8/02 ,  H01M8/06
FI (3件):
H01M8/04 T ,  H01M8/02 E ,  H01M8/06 B
Fターム (15件):
5H026AA06 ,  5H026EE02 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027BA16 ,  5H027CC03 ,  5H027KK44 ,  5H027KK46 ,  5H027MM03 ,  5H027MM04 ,  5H027MM12 ,  5H027MM13 ,  5H027MM16 ,  5H027MM26
引用特許:
出願人引用 (9件)
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