特許
J-GLOBAL ID:200903013970194339

高精度測距装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 康夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-161081
公開番号(公開出願番号):特開平11-352226
出願日: 1998年06月09日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 パルスレーザ光の受光信号の飽和を防止し、測距の高精度化を図る。【解決手段】 持続時間の小さいパルス状レーザ光を目標物に照射し、反射レーザ光を受光し、送光から受光までの時間を測定して目標物までの距離を算出する演算部11を有する測距装置において、ピークホールド回路5は、入力された受光信号のピーク値を保持し受光信号を検出する。比較回路6は、受光言号の飽和振幅値を検出するしきい値を有し、受光信号のピーク値が飽和状態か否かの判断を行う。飽和状態では電流コントロール7、レーザダイオードドライバ8を介し、レーザダイオード9の出力レベルを抑制する。この結果、その後の測距動作において受光信号の飽和が防止され、演算部11における受光のタイミングの検出が正確に行われ、高精度な測距が可能となる。
請求項(抜粋):
パルス状のレーザ光を発生するレーザ発振器と、前記レーザ光を目標物に照射し、目標物から反射してきたレーザ光を受光し、レーザ光の送光及び受光のタイミングの時間間隔を測定して目標物までの距離を算出する演算部とからなる測距装置において目標物から反射してきたレーザ光を受光し電気的な受光信号に変換する受光回路と、前記受光信号のピーク値を保持するピークホールド回路と、前記ピークホールド回路の出力が飽和レベルにあるか否かを判定する判定回路と、前記判定回路の出力に基づき前記受光信号が飽和レベルにあるとき前記レーザ発振器の出力レベルを一定量抑制するレーザ出力制御回路とを有することを特徴とする高精度測距装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-012289
  • 距離測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-137050   出願人:株式会社デンソー
  • レーザ測距装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-005010   出願人:三菱電機株式会社

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