特許
J-GLOBAL ID:200903014047457650

内燃機関の電子スロットル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035850
公開番号(公開出願番号):特開平10-238370
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 スロットルバルブがオープナ規制開度を跨ぎ越す際のスロットルバルブのもたつきを少なくして、スロットル制御の応答性を向上させる。【解決手段】 目標スロットル開度がオープナ規制開度を跨ぐように変化(跨ぎ変化)した時に、制御系の伝達関数の積分項をその収束値の学習値に設定する。これにより、跨ぎ変化時には、モータの駆動力を跨ぎ変化時の負荷に打ち勝つ大きさに瞬時に変化させることができ、それによって、跨ぎ変化時のスロットルバルブのもたつきをほとんど無くすことができて、スロットル制御の応答性を向上できる。但し、跨ぎが小さい時には、積分項を0%(オープナ規制開度での積分項の収束値)に設定し、オーバーシュートを防止する。尚、オープナ規制開度を境にしてモータの負荷の方向が逆転するため、各々の負荷の方向毎に積分項の収束値を学習し、跨ぎ変化時に負荷の方向に応じた学習値を用いる。
請求項(抜粋):
スロットルバルブを駆動するスロットル駆動手段を備え、前記スロットルバルブの開度をアクセル操作等に応じて設定された目標スロットル開度に一致させるための制御量を、少なくとも積分項を含む伝達関数で演算し、演算した制御量を前記スロットル駆動手段に与えて前記スロットルバルブの開度を制御する制御手段を備えた内燃機関の電子スロットル制御装置において、退避走行時に前記スロットルバルブの最小開度を規制するオープナを備え、前記制御手段は、通常制御時には前記オープナの規制開度よりも小さい開度からそれより大きい開度までの範囲で目標スロットル開度を設定すると共に、この目標スロットル開度が前記オープナの規制開度を跨ぐように変化(以下「跨ぎ変化」という)した時に、前記積分項を所定値に設定することを特徴とする内燃機関の電子スロットル制御装置。
IPC (5件):
F02D 9/02 315 ,  F02D 9/02 321 ,  F02D 9/02 351 ,  F02D 11/10 ,  F02D 41/02 310
FI (5件):
F02D 9/02 315 H ,  F02D 9/02 321 Z ,  F02D 9/02 351 M ,  F02D 11/10 F ,  F02D 41/02 310 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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