特許
J-GLOBAL ID:200903014144927121
脱臭防湿方法とその装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155405
公開番号(公開出願番号):特開平11-000522
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 湿気と臭気を除去するロータの交換を不要として、リチウム2次電池等の製造コストの低減を図る。【解決手段】 湿気と臭気の吸着性を有するシリカゲル又は金属珪酸塩を主成分とし処理区域12・再生区域14・パージ区域15に仕切られる回転自在な二段目減湿ロータ21の処理区域12に外気を通して除湿した空気を低露点空間23に給気する。この空間23に拡散する炭酸ジメチルと給気した空気との混合空気をロータ21の処理区域12に戻して除湿且つ脱臭する。この空気を空間23に給気し、空間23内の混合空気を排出する。処理区域12のロータ21を再生区域14に移動し、この再生区域14のロータ21に昇温した空気で加熱してロータ21に含まれる水分と臭気を除去してロータ21の脱臭除湿機能を再生する。この加熱されたロータ21に空間23内の空気を供給して冷却し、パージ区域15で冷却した空気をロータ21の再生区域14に導入する。
請求項(抜粋):
生産工程から発生する臭気物質を含む空気を除湿するとともに脱臭し、この脱臭及び除湿された処理空気を前記生産工程を実施する室に給気する脱臭防湿方法であって、湿気吸着性と臭気吸着性とを兼ね備えたシリカゲル又は金属珪酸塩を主成分とし処理区域・再生区域・パージ区域に仕切られる回転自在なロータの前記処理区域に外気を通して除湿した空気を形成し、この空気を前記室に給気し、室内の空気の一部を室の外部に排出し、この室に含まれる臭気物質と前記給気された空気との混合空気の一部をロータの処理区域に戻して除湿するとともに臭気物質を吸着して脱臭を行なった後に、この脱臭除湿した空気を室に給気するとともに、前記脱臭且つ除湿した処理区域のロータが回転して前記再生区域に移動し、この再生区域のロータに昇温した空気を供給してロータを加熱し、この加熱でロータに吸収された水分と臭気を除去しロータの脱臭除湿機能を再生した後、この加熱された再生区域のロータが前記パージ区域に移動し、このパージ区域のロータに室内部の空気あるいは処理区域から出た空気の一部を供給してロータを冷却し、そして、パージ区域で冷却に供された空気をロータの再生区域に導くことを特徴とする脱臭防湿方法。
IPC (5件):
B01D 53/26 101
, B01D 53/34 ZAB
, B01D 53/38
, B01D 53/81
, B01J 20/10
FI (5件):
B01D 53/26 101 B
, B01J 20/10 D
, B01J 20/10 C
, B01D 53/34 ZAB
, B01D 53/34 116 A
引用特許: