特許
J-GLOBAL ID:200903014175720657

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  辻本 重喜 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-263070
公開番号(公開出願番号):特開2004-100563
出願日: 2002年09月09日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】スクロール型圧縮機の旋回スクロールに作用するスラスト荷重を支持するために設けられる背圧室のシール性能を高める。【解決手段】背圧室19は旋回スクロールの端板部6aの背後に形成されて、作動室9等から圧力導入孔6dを介して高圧の流体が導入される。背圧室19のシール性能を高めるために、ハウジング3,8a,18と一体的に設けられたハウジング要素(ミドルハウジング13)と、旋回スクロールの端板部6aの背面とそれに対向しているミドルハウジング13の表面のいずれか一方の面に形成された環状の溝6eと、該溝内に可動な状態で装着されて他方の面に摺動接触する環状のシール手段(シールリング11)と、更に、シャフト1とミドルハウジング13との隙間に環状のシャフトシール手段(シャフトシール12)が設けられる。シャフトシール12はU形又はJ形のリップシールを構成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ハウジングと、前記ハウジングによって軸支されていると共に一部に偏心したクランク部を有するシャフトと、渦巻き形の羽根部及び端板部を有し前記シャフトのクランク部によって駆動されることにより公転運動をする旋回スクロールと、該旋回スクロールと噛み合う渦巻き形の羽根部及び端板部を有すると共に前記ハウジングに固定された固定スクロールとを備えていて、前記旋回スクロールが前記シャフトのクランク部によって駆動されて公転運動をする時に、前記旋回スクロールの羽根部と前記固定スクロールの羽根部との間に形成される複数個の作動室が前記ハウジング内の外周部に形成された吸入室から流体を吸入して中心部に向かって移動する間に、該作動室の容積が連続的に縮小することにより該作動室内において流体を圧縮して前記ハウジング内に形成された吐出室へ流体を吐出するように構成されたスクロール型圧縮機であって、更に、 前記作動室内の圧力上昇に伴って前記旋回スクロールに作用するスラスト荷重を支持するために前記ハウジングと一体的に設けられたハウジング要素と、前記旋回スクロールの端板部の背面とそれに対向している前記ハウジング要素の表面との間に空間として形成された少なくとも1個の背圧室と、前記背面と表面のいずれか一方の面に形成された少なくとも1個の環状の溝と、該環状の溝内に可動な状態で装着されて他方の面に摺動接触する環状のシール手段と、前記シャフトと前記ハウジング要素との隙間に可動な状態で装着された環状のシャフトシール手段と、前記シール手段と前記シャフトシール手段とによって隙間を密封されることによって前記旋回スクロールの端板部の背後に形成された前記背圧室へ加圧された流体を供給する圧力導入孔とを備えていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (5件):
F04C18/02 ,  F04C23/00 ,  F04C23/02 ,  F04C27/00 ,  F04C29/04
FI (7件):
F04C18/02 311J ,  F04C18/02 311X ,  F04C18/02 311Z ,  F04C23/00 C ,  F04C23/02 A ,  F04C27/00 331 ,  F04C29/04 J
Fターム (28件):
3H029AA02 ,  3H029AA11 ,  3H029AA12 ,  3H029AA15 ,  3H029AA16 ,  3H029AA18 ,  3H029AB01 ,  3H029BB12 ,  3H029BB16 ,  3H029BB44 ,  3H029CC08 ,  3H029CC13 ,  3H029CC19 ,  3H029CC24 ,  3H039AA02 ,  3H039AA03 ,  3H039AA04 ,  3H039AA12 ,  3H039BB01 ,  3H039BB05 ,  3H039BB13 ,  3H039BB15 ,  3H039CC24 ,  3H039CC28 ,  3H039CC30 ,  3H039CC31 ,  3H039CC33 ,  3H039CC47
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る