特許
J-GLOBAL ID:200903082078978130

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-048066
公開番号(公開出願番号):特開2000-249086
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 高圧の吐出冷媒ガスが可動スクロールのスラスト受面において、吸入室に多量に漏れ出て圧縮機の圧縮効率を低下することがない。【解決手段】 本発明のスクロール型圧縮機においては、可動スクロール7の端板部7aの背面に設けられた背圧用ポケット7eと作動室11とを連通するために、可動スクロールの端板部を貫通して連通孔7fを設けると共に、この連通孔に背圧用ポケットから作動室への冷媒の漏れを阻止する逆止弁を設けている。また連通孔は、圧縮途中の冷媒が背圧用ポケットに導入されるような位置で、作動室に連通している。
請求項(抜粋):
ハウジング内にそれぞれ形成された吸入室及び吐出室と、固定の端板部上に形成された渦巻状の羽根部を有し、前記ハウジングの1部を構成する固定スクロールと、可動の端板部上に形成された渦巻状の羽根部を有し、前記固定スクロールと噛み合うことによってそれらの渦巻状の羽根部の間に流体を圧縮するための複数個の作動室を形成する可動スクロールとを備えており、前記作動室が前記可動スクロールの公転運動によって両スクロールの中心部に向って移動する際に容積を縮小することによって前記作動室内部の流体を圧縮し、前記両スクロールの中心部から吐出弁を介して加圧された流体を吐出するように構成されたスクロール型圧縮機において、このスクロール型圧縮機が、前記可動スクロールの公転を許すと共に自転を阻止するために前記ハウジングと前記可動スクロールとの間に設けられている自転防止機構と、前記可動スクロールの前記端板部の背面及び前記ハウジングの内部に形成される平坦な端板部からなるスラスト荷重支持面と、前記可動スクロールの前記端板部の背面において、前記可動スクロールの中心の周りに形成された背圧用ポケットと、前記背圧用ポケットと前記作動室とを連通するために、前記可動スクロールの前記端板部を貫通して形成された連通孔と、前記背圧用ポケットから前記作動室への流体の漏れを阻止する前記連通孔内に配置される逆止弁と、を備えていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 X ,  F04C 18/02 311 J
Fターム (12件):
3H039AA03 ,  3H039AA06 ,  3H039AA12 ,  3H039BB15 ,  3H039BB28 ,  3H039CC02 ,  3H039CC03 ,  3H039CC08 ,  3H039CC27 ,  3H039CC30 ,  3H039CC31 ,  3H039CC32
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-124805   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 軸貫通スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-051785   出願人:株式会社日立製作所

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