特許
J-GLOBAL ID:200903014182532157

椅子のメモ用等台板のヒンジ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-013435
公開番号(公開出願番号):特開平11-196976
出願日: 1998年01月07日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 台板をメモ等の使用位置から任意角度だけ引き上げる回動操作だけで、自動的にして円滑かつ確実に収納状態に復帰可能となし、緊急避難の迅速化と安全性を向上する。【解決手段】 椅子1の側部に直交状にて固設した軸受9には、回転体10を台板6が使用位置と収納位置とに回動可能なるよう被嵌する。先端側に台板6を装着した回動軸11の基端側は、回転体10の軸孔10dに非離脱状態で軸回り方向へ回動可能なるよう内嵌する。軸受9の凹溝18と、回動軸11の一部に欠設した切り欠き溝20と、回転体10における軸孔10cのクラッチ軸収容孔19とを、台板6の起立位置で互いに連通するよう配置し、クラッチ軸収容孔19のクラッチ軸16が、切り欠き溝20への移動を許容されることで、回転体10が回動降下自在となり、台板6の使用状態では、クラッチ軸16の切り欠き溝20への移動が、回動軸11の外周により阻止されて回転体10の回動降下が停止される。
請求項(抜粋):
台板を、椅子の前方において水平状態の使用位置と、椅子の側部において垂下状態となる収納位置とに回動可能なるよう装着した椅子のメモ用等台板のヒンジ装置において、椅子の側部に固定される基体には、椅子の幅方向に軸着されている軸受と、当該軸受の外周側に嵌合されて、台板の上記使用位置と収納位置との間にあって回動する回転体と、先端側には台板が直交状に設けられ、基端側は前記回転体にあって、前記軸受と直交状で、かつ前向きに開設した軸孔に、抜け止め状態にて上記台板の使用位置と起立位置とに回動可能なるよう嵌合されている回動軸とを具備し、前記軸受の外周面に設けたクラッチ軸係脱用である凹溝と、前記回転体の軸心孔周壁にあって、クラッチ軸がその直径方向へ移動自在に遊嵌されるよう連設のクラッチ軸収容孔と、前記回動軸の外周一部に欠設したクラッチ軸係脱用の切り欠き溝とを、夫々前記台板の起立位置において互いに対向して連通する位置に配設することで、クラッチ軸の切り欠き溝への移動を許容することにより、回転体を回動降下自在とし、台板の使用状態においては、クラッチ軸の切り欠き溝への移動が回動軸の外周に阻止されて回転体の回転降下を停止するようにしてなるクラッチ機構が設けられていることを特徴とする椅子のメモ用等台板のヒンジ装置。
IPC (2件):
A47C 7/68 ,  A47C 7/70
FI (2件):
A47C 7/68 Z ,  A47C 7/70
引用特許:
出願人引用 (3件)

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