特許
J-GLOBAL ID:200903014182802243

耐水素誘起割れ性に優れた薄肉鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-341706
公開番号(公開出願番号):特開2001-158936
出願日: 1999年12月01日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 板厚:約16.0mm以下、強度グレード: API5LX56 以下の鋼板を、熱間圧延後に加速冷却を行って製造しようとすると、鋼板形状が悪化し、生産性が極度に低下する。【解決手段】 連続鋳造スラブを、1000〜1200°Cに加熱した後、その表面温度が700 〜750 °Cの範囲内で最終仕上圧延を行い、その後常温まで空冷する。これにより、C:0.04〜0.06%、Si:0.10〜0.40%、Mn:0.80〜1.20%、P:0.020 %以下、S:0.002 %以下、Ti:0.005 〜0.030 %、Al:0.060 %以下、Ca:0.001 〜0.004 %、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼組成を有し、板厚中心部におけるMn濃度の平均Mn濃度に対する比であるMn偏析度が1.3 以下であり、板厚中心部におけるP濃度の平均P濃度に対する比であるP偏析度が2.0 以下であり、板厚が16.0mm以下であるとともに、強度グレードが API5LX56 以下である薄肉鋼板を製造する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.04〜0.06%、Si:0.10〜0.40%、Mn:0.80〜1.20%、P:0.020 %以下、S:0.002 %以下、Ti:0.005 〜0.030 %、Al:0.060 %以下、Ca:0.001 〜0.004 %、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼組成を有し、板厚中心部におけるMn濃度の平均Mn濃度に対する比であるMn偏析度が1.3 以下であり、板厚中心部におけるP濃度の平均P濃度に対する比であるP偏析度が2.0 以下であり、板厚が16.0mm以下であるとともに、強度グレードが API5LX56 以下であることを特徴とする耐水素誘起割れ性に優れた薄肉鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/28
FI (4件):
C22C 38/00 301 F ,  C21D 8/02 C ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/28
Fターム (14件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA16 ,  4K032AA22 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CC02 ,  4K032CD05
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る