特許
J-GLOBAL ID:200903014196460647

固液分散系の乾燥処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 飯田 昭夫 ,  江間 路子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-236095
公開番号(公開出願番号):特開2009-068740
出願日: 2007年09月12日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】微粉体を分散質とし液体を分散媒とする固液分散系原料(スラリー原料)を振動乾燥処理するに際して、ナノオーダの微粉体を得ることができる新規な構成の振動乾燥処理方法を提供すること。【解決手段】スラリー原料の乾燥処理方法。振動乾燥機12の底部ドーナツ状部16aとされた処理室16内において、静置状態で行うペースト生成工程(1)と、加振状態で行う凝集塊生成工程(2)、及び、加振とガス噴出とにより行う微粉体生成工程(3)とからなる。ぺースト生成工程は、スラリー原料を、静置状態で加温・減圧をしてペースト状態まで濃縮する。凝集塊生成工程は、加振して凝集塊を生成させる。微粉体生成工程は、凝集塊を噴出ノズル30等からの束流の噴出と振動モータ18等の加振とを併用して自生粉砕して行う。そして、該自生粉砕により生成する微粉体は、通常、エーロゾル化して粉体回収槽(サイクロン型の固気分離器)14へ差圧移動させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
微粉体を分散質とし液体を分散媒とする固液分散系の乾燥処理方法であって、 1)固液分散系から固液分離されて生成させたペースト状原料を、加振して凝集塊を生成させる凝集塊生成工程、2)加振を継続するとともに、該凝集塊に気体を噴射して自生粉砕(少なくとも凝集塊相互の衝突による表面摩砕)により微粉体を生成させる微粉体生成工程、3)該微粉体をエーロゾル化させるエーロゾル化工程、及び、4)該エーロゾルを固気分離する固気分離工程、を含むことを特徴とする固液分散系の乾燥処理方法。
IPC (3件):
F26B 3/22 ,  F26B 5/08 ,  F26B 17/34
FI (3件):
F26B3/22 ,  F26B5/08 ,  F26B17/34 B
Fターム (7件):
3L113AB08 ,  3L113AC05 ,  3L113AC19 ,  3L113BA02 ,  3L113CB09 ,  3L113DA07 ,  3L113DA24
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 媒体攪拌ミル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-301450   出願人:中央化工機株式会社
  • 特公平6-34916号公報(特許請求の範囲、図1〜3等)
  • 特公昭55-37944号公報(特許請求の範囲、図1〜3等)
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審査官引用 (10件)
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