特許
J-GLOBAL ID:200903014278647214

衛星追尾システム及び衛星追尾方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-045487
公開番号(公開出願番号):特開2002-249100
出願日: 2001年02月21日
公開日(公表日): 2002年09月03日
要約:
【要約】【課題】 衛星が可視領域に出現するより前に、アンテナを衛星出現方向に向けて待ち受け受信するために、得られた位置情報を真値として衛星の軌道計算をしている。しかし、位置情報に含まれる誤差のため、衛星が可視領域に入ってきたときにアンテナが衛星を捕捉、追尾できない場合があるという問題点があった。【解決手段】 過去の位置情報を位置情報保存装置5にて保存し、最新の衛星位置情報30にもとづいて衛星12の過去の軌道31の計算を行う。位置情報評価装置6は、この軌道に基づき算出した過去のアンテナ予報値と、実アンテナ制御値保存装置7に保存しているアンテナの過去の実際の制御データ(即ち前回の軌道)とを比較し、その差の大小により位置情報30の信頼性を評価する。差が大きい場合はより過去の衛星位置情報から精度の良いものを選び、信頼性があると評価した位置情報のみを軌道計算装置2の入力とする。
請求項(抜粋):
地球を周回する人工衛星を観測し、任意の時間間隔でその位置情報を出力する第1の地上局、前記位置情報を記憶する位置情報保存装置と、前記人工衛星との間で通信を行うアンテナと、前記アンテナの角度を制御するアンテナ制御装置と、前記制御されたアンテナの角度データを時系列的に実アンテナ制御値として保存する実アンテナ制御値保存装置と、与えられたある時点の前記人工衛星の位置情報にもとづき、前記人工衛星のその後の軌道を計算し、将来のある時点における前記アンテナの角度を前記アンテナ制御装置に指示する軌道計算装置と、最新の前記位置情報にもとづき、過去の所定期間内における前記アンテナ角度を時系列的に計算し、これを前記実アンテナ制御値保存装置が保存している同じ期間内の前記実アンテナ制御値と比較して、その差があらかじめ定めた所定のレベル以下のとき前記最新の位置情報を前記軌道計算装置に出力し、その差があらかじめ定めた所定のレベルを越えたとき、前記位置情報保存装置が保存している前回の位置情報を前記軌道計算装置に出力する位置情報評価装置とを有し、前記第1の地上局とは異なる位置に設置された第2の地上局を備えたことを特徴とする衛星追尾システム。
IPC (2件):
B64G 3/00 ,  H01Q 3/04
FI (2件):
B64G 3/00 ,  H01Q 3/04
Fターム (11件):
5J021AA01 ,  5J021DA02 ,  5J021DA04 ,  5J021DA05 ,  5J021DA07 ,  5J021FA17 ,  5J021FA20 ,  5J021GA02 ,  5J021HA03 ,  5J021HA05 ,  5J021HA07
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 衛星追尾方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-169216   出願人:日本電気エンジニアリング株式会社
  • 特開昭59-097239
  • 宇宙航行体監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-136486   出願人:株式会社東芝
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