特許
J-GLOBAL ID:200903014335920330

放射性廃棄物固化体の放射能量測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-032265
公開番号(公開出願番号):特開平9-230051
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 外部ガンマ線源を必要とすることなく、また、放射性廃棄物固化体に密度分布及び放射能分布が存在していても、放射能量を好適に測定することができる放射能量測定方法の提供が望まれている。【解決手段】 ゲルマニウム検出器13の前方には、コリメータ15を配設する。放射性廃棄物固化体7は、コリメータによって領域a、領域b及び領域cに区分され、各領域ごとに密度を測定する。具体的には、密度は、核種からの第1ガンマ線計数率と第2ガンマ線計数率との比から、又はグロスの計数率と核種から放出されるガンマ線の計数率との比から、又はグロスの線量率と核種から放出されるガンマ線の線量率との比から求められる。得られた密度によって放射能濃度を補正し、放射性廃棄物固化体全体の放射能量を求める。
請求項(抜粋):
ほぼ円柱状の放射性廃棄物固化体を、半径方向には所定の半径範囲で区切られる複数の領域に仮想的に分割し、高さ方向には所定の高さ範囲で複数に仮想的に分割し、前記放射性廃棄物固化体を相対的に回転昇降してコリメータ付ガンマ線スペクトル検出器によりガンマ線を測定し、前記所定の高さ範囲につき前記領域ごとの分割片につき密度を求め、該分割片からの各核種の直接線の計数率に対し、前記求めた密度に基づいて直接線の減衰を補正して各分割片での各核種の放射線濃度を算出する、放射性廃棄物固化体の放射能量測定方法。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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