特許
J-GLOBAL ID:200903014560744672

ハレーションを防ぐ自動調光機能を備えた電子内視鏡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-164232
公開番号(公開出願番号):特開2002-058640
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】【課題】 被写体像のごく一部にハレーションが発生した場合でも、適切に光量調整してハレーションを解消する。【解決手段】 ヒストグラム処理回路16において生成されるヒストグラムのデータに基づいてハレーションを検出する。ハレーションが発生した場合、ヒストグラムに基づいて算出される1フレーム分の被写体像の平均輝度値が適正な被写体像の明るさを示す参照値より小さい場合でも、絞り18を閉じ、ライトガイド32の入射端32aに入射する光量を減少させる。
請求項(抜粋):
被写体像が形成される撮像素子を有する電子スコープと、前記電子スコープが着脱自在に接続されると共に映像を表示するための表示装置が接続され、前記撮像素子から読み出される被写体像に応じた画像信号を映像信号に変換して前記表示装置へ出力するプロセッサとを備えた電子内視鏡装置であって、光を放射する光源と、前記電子スコープ内に形成され、前記光源からの光を前記電子スコープのプロセッサ側から前記撮像素子のある先端側へ導くファイバーバンドルと、前記光源からの光が入射する前記ファイバーバンドルの入射端と前記光源との間に介在し、該入射端に入射する光量を増減させる絞りと、前記撮像素子から読み出される画像信号に基づいて、前記表示装置に表示される被写体像の明るさを示す代表輝度値を算出する代表輝度値算出手段と、前記撮像素子から読み出される画像信号に基づいて、前記表示装置に表示される被写体像にハレーションが発生しているか否かを検出するハレーション検出手段と、前記代表輝度値と被写体像の適正な明るさを示す参照輝度値とを比較し、前記代表輝度値が前記参照輝度値よりも大きい場合には前記絞りを閉じ、前記代表輝度値が前記参照輝度値よりも小さい場合には前記絞りを開けることによって、被写体像の明るさが一定となるよう所定時間間隔毎に前記入射端に入射する光量を調整する光量調整手段とを備え、前記光量調整手段が、ハレーション検出手段においてハレーションが検出された場合、前記代表輝度値が前記参照輝度値よりも小さい値であっても、前記絞りを閉じて前記ファイバーバンドルの入射端に入射する光量を減少させるハレーション強制光量減少手段を有することを特徴とする電子内視鏡装置。
IPC (4件):
A61B 1/04 370 ,  A61B 1/06 ,  G02B 23/24 ,  G02B 23/26
FI (4件):
A61B 1/04 370 ,  A61B 1/06 A ,  G02B 23/24 B ,  G02B 23/26 B
Fターム (15件):
2H040BA10 ,  2H040BA11 ,  2H040CA10 ,  2H040GA02 ,  2H040GA08 ,  4C061CC06 ,  4C061GG01 ,  4C061LL01 ,  4C061QQ09 ,  4C061RR02 ,  4C061RR15 ,  4C061RR17 ,  4C061RR22 ,  4C061SS21 ,  4C061TT06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 電子内視鏡
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-179817   出願人:旭光学工業株式会社
  • 内視鏡装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-041295   出願人:東芝メディカルエンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
  • 電子内視鏡
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-174203   出願人:旭光学工業株式会社

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