特許
J-GLOBAL ID:200903014581280765

回折格子素子および光学装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐野 静夫 ,  山田 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-342504
公開番号(公開出願番号):特開2006-154100
出願日: 2004年11月26日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】 波長の異なる光を回折の対象とする回折格子素子であって、回折効率が高く、しかも入射光束と回折光束の角度差を大きくし得るものを提供する。 【解決手段】 回折格子(52)には、素子の内部側から波長の異なる3つの光束(LT,LR1,LR2)が入射し、光束(LR1,LR2)の入射前の光路は一致している。回折格子(52)は直交する2方向に凹凸の周期を有し、それらの周期は異なる。光束(LT,LR1,LR2)の入射面は、回折格子(52)の短周期の方向に対して傾きを有する。回折格子(52)は、光束(LT)を0次の回折反射光として、入射前の光束(LR1,LR2)の光路を逆方向に進行させ、光束(LR1,LR2)を-1次の回折反射光とする。【選択図】 図18
請求項(抜粋):
第1の波長帯域の光束を回折反射し、第1の波長帯域の光束の回折反射先から入射する第1の波長帯域よりも長波長の複数の波長帯域の光束を回折反射して分離する回折格子素子において、 回折格子の凹凸が、第1の方向に第1の周期を有し、第1の方向に垂直な第2の方向に第1の周期よりも長い第2の周期を有し、 回折格子を挟む媒質のうち光束の光路側に位置する第1の媒質およびその反対側に位置する第2の媒質の屈折率をそれぞれn1およびn2、光束の主光線の回折格子への入射角をθ、回折格子に垂直で第1の方向に平行な平面と光束の主光線の入射面との成す角をφ、回折格子の凹凸の第1の周期をΛ、第1の波長帯域の最短波長および最長波長をそれぞれλ1Lおよびλ1U、第1の波長帯域よりも長波長の複数の波長帯域のうち最短のものの最短波長および最長波長をそれぞれλ2Lおよびλ2U、第1の波長帯域よりも長波長の複数の波長帯域のうち最長のものの最短波長および最長波長をそれぞれλ3Lおよびλ3Uと表すとき、 λ1L < λ1U < λ2L < λ2U < λ3L < λ3U n2 < n1・sinθ φ≠0 1/[n1・(1-sin2θ・sin2φ)1/2+n1・sinθ・cosφ] ≦ Λ/λ3U < Λ/λ2L ≦ 1/[(n22-n12・sin2θ・sin2φ)1/2+n1・sinθ・cosφ] および 1/[(n22-n12・sin2θ・sin2φ)1/2+n1・sinθ・cosφ] ≦ Λ/λ1U < Λ/λ1L ≦ 2/[n1・(1-sin2θ・sin2φ)1/2+n1・sinθ・cosφ] の関係を満たすことを特徴とする回折格子素子。
IPC (2件):
G02B 5/18 ,  G02B 6/42
FI (2件):
G02B5/18 ,  G02B6/42
Fターム (14件):
2H049AA07 ,  2H049AA08 ,  2H049AA59 ,  2H049AA64 ,  2H049AA65 ,  2H137AA01 ,  2H137AB05 ,  2H137AB06 ,  2H137BA01 ,  2H137BB02 ,  2H137BB12 ,  2H137BC01 ,  2H137BC23 ,  2H137BC61
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 光学ヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-337190   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (2件)

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