特許
J-GLOBAL ID:200903014618699672

マルチプロセッサシステムの通信制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084300
公開番号(公開出願番号):特開平8-287029
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 主プロセッサの異常時に従プロセッサのリセット処理を回避することにより、主プロセッサの異常時の処理におけるシステムの処理性能の低下をより小さくする。【構成】 主プロセッサにおいて回復不可能な異常が発生すると、主プロセッサはリセットする前に従プロセッサに対し、リセットではなくプロセス停止を指示する。従プロセッサは、このプロセス停止指示を受信すると、その時点で主プロセッサに対する処理を実行中か否かを判定し(ステップ232)、主プロセッサに対する処理を実行中ならばその処理を停止する(ステップ236)。そして、再始動が完了した主プロセッサからプロセス再開指示を受信すると(ステップ238)、停止していた処理を再開する(ステップ240)。
請求項(抜粋):
所定の第1の不揮発性記憶装置を備えシステム全体の制御を行う主プロセッサと、所定の第2の不揮発性記憶装置を備え前記主プロセッサからの指示に基づいて所定の処理を行う一つ以上の従プロセッサと、から構成されたマルチプロセッサシステムにおいて、前記主プロセッサと前記従プロセッサとが所定の通信手段によって相互に情報の送信及び受信を行うマルチプロセッサシステムの通信制御方法であって、前記主プロセッサは、該主プロセッサにおいてリカバリ不可能な異常を検出した場合、前記通信手段により前記従プロセッサに主プロセッサにおける異常の発生を通知し、従プロセッサにおける主プロセッサに対する処理を停止させ、検出した異常に関する障害情報を前記第1の不揮発性記憶装置に書き込み、主プロセッサをリセットし、リセットによる再始動時に該第1の不揮発性記憶装置から前記障害情報を読み出し、実行中の再始動が主プロセッサの異常後の再始動であると該障害情報より判断し、再始動完了後に従プロセッサに再始動の完了を通知し、従プロセッサにおける主プロセッサに対する処理を再開させる、ことを特徴とするマルチプロセッサシステムの通信制御方法。
IPC (4件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 11/18 310 ,  G06F 11/30 ,  G06F 11/34
FI (4件):
G06F 15/16 470 R ,  G06F 11/18 310 C ,  G06F 11/30 K ,  G06F 11/34 H
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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