特許
J-GLOBAL ID:200903014633834594

FM-CWレーダ装置および該装置における妨害波除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-142138
公開番号(公開出願番号):特開2004-347362
出願日: 2003年05月20日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】パルスレーダ等から混入する妨害波を除去し、目標からの反射波のビート信号のみを抽出できるFM-CWレーダ装置を提供する。【解決手段】受信信号Sr中に、目標Taからの反射波Wrとともに妨害波Wiが含まれる場合、連続する少なくとも3回の掃引周期のビート信号データSbd1〜Sbd3のレベルを対応するサンプリング時点t0〜tn毎に比較し、2番目に大きいレベルのビート信号データを選択することで、レベルの大きい妨害波信号Iiやレベルの小さい妨害波信号Iiを選択することがなくなり、選択したビート信号データからなる再構成ビート信号データSbdsは、妨害波信号Iiが除去された目標からの反射波のみのビート信号データになる。遅延器や複数の混合器を必要としないきわめて簡単な構成で妨害波信号Iiを除去することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
掃引周期毎に周波数変調された連続波信号である送信信号を送信波として送出するとともに、目標からの反射波を受信信号として受信し、前記目標を検知するFM-CWレーダ装置において、 前記送信信号と前記受信信号とからビート信号を生成する混合器と、 掃引周期毎に前記ビート信号をサンプリングし、ビート信号データにAD変換するAD変換器と、 連続する少なくとも3回の掃引周期の前記ビート信号データを格納するメモリと、 前記メモリに格納された前記3回の送信周期の各ビート信号データのレベルを対応するサンプリング時点毎に比較し、2番目に大きいレベルのビート信号データを選択し、選択したビート信号データからなる再構成ビート信号データを生成する演算器と を備えることを特徴とするFM-CWレーダ装置。
IPC (2件):
G01S7/36 ,  G01S13/34
FI (2件):
G01S7/36 ,  G01S13/34
Fターム (12件):
5J070AB19 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD02 ,  5J070AH04 ,  5J070AH23 ,  5J070AH25 ,  5J070AH26 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AK35 ,  5J070BH05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • FMCW型レーダ装置の妨害を排除する方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-518281   出願人:セルシウステクエレクトロニクスエービー
  • 特開昭50-020691
  • ガスメータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-180026   出願人:富士電機株式会社

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