特許
J-GLOBAL ID:200903014697291187

エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-037207
公開番号(公開出願番号):特開2003-237521
出願日: 2002年02月14日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 車両の取付け位置の誤差やエアバッグ自身の寸法精度等に左右されることなく、膨張時における所要の展開形状と乗員保護性能を安定して再現することのできるエアバッグ装置を提供する。【解決手段】 カーテン状エアバッグ3の筒状膨張部11の下端部11aと、フロントピラー側取付点32aあるいはリアピラー側取付点34aとの間の少なくとも一方側に、膨張寸法調節機構として、インフレータ作動時にその膨張による下縁15長手方向の収縮量を自律的に調節することができる形状(膨張寸法調節部21a)を形成する。この構成により、下辺18長手方向に沿った両端取付点32a,34a間の距離がガス圧によって調節される。従って、車両側の取付点32a,34aの位置やエアバッグ自身の寸法等に誤差があった場合でも、その誤差が吸収緩和され、エアバッグ3は高い再現性をもって所要位置に展開することができる。
請求項(抜粋):
車両側部への高荷重作用時に作動するインフレータからのガスの注入により、車両内壁のルーフレールに沿ってフロントピラーとリアピラーとの間に展開するカーテン状エアバッグを備え、上記カーテン状エアバッグは、インフレータの作動により膨張して乗員を保護する保護用膨張部と、その保護用膨張部に連通し、かつ、インフレータの作動により当該エアバッグの上縁近傍から下縁近傍にまで繋がる筒状に膨張する少なくとも1つの筒状膨張部を有し、上記下縁の両端部を取り付けるためのフロントピラー側およびリアピラー側の取付点の少なくとも一方は上記ルーフレールよりも低位置に設けられ、下縁の両端部の一方がフロントピラー側の取付点に、他方がリアピラー側の取付点にそれぞれ取り付けられ、かつ、上記上縁の複数箇所がルーフレールに設けられた取付点に取り付けられてルーフレールに沿って収納されているとともに、その収納を解いた状態において、当該カーテン状エアバッグは、ガスの非注入時には上記筒状膨張部を横切る弛みを生じ、かつ、ガスの注入による膨張時には上記筒状膨張部が弛みを解消して伸展するように構成されてなるエアバッグ装置において、上記筒状膨張部の下端部と、フロントピラー側あるいはリアピラー側の取付点との間の少なくとも一方に、当該カーテン状エアバッグの膨張時にこの筒状膨張部の伸展を安定させる膨張寸法調節機構が設けられていることを特徴とするエアバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/22 ,  B60R 21/16
FI (2件):
B60R 21/22 ,  B60R 21/16
Fターム (10件):
3D054AA02 ,  3D054AA03 ,  3D054AA04 ,  3D054AA07 ,  3D054AA18 ,  3D054CC04 ,  3D054CC08 ,  3D054CC11 ,  3D054CC34 ,  3D054CC38
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-213490   出願人:芦森工業株式会社
  • 自動車用安全装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-365532   出願人:タカタ株式会社, タカタ(ヨーロッパ)ビークルセイフティテクノロジゲーエムベーハー
  • 頭部保護エアバッグ装置のエアバッグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-165678   出願人:豊田合成株式会社, トヨタ自動車株式会社

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