特許
J-GLOBAL ID:200903014706846880

空芯コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  池谷 豊 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  白石 泰三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-168572
公開番号(公開出願番号):特開2004-014925
出願日: 2002年06月10日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】容易に製作できるとともに巻き数が多く、また外部電磁界による誘導起電力の発生をさらに抑制することができる等の空芯コイルを得ることを目的とする。【解決手段】空芯コイル1は、絶縁性基板2と、この絶縁性基板2に埋め込まれたコイル線3とを備えている。絶縁性基板2は基板開口部4を有している。コイル線3は、基板開口部4の円周に沿って巻回された巻き戻しコイル部5と巻き進みコイル部6とを有し、これらが直列に接続されている。巻き戻しコイル部5及び巻き進みコイル部6は、巻回方向に沿って視たときにそれらの導線によって囲まれる領域が互いに一部重なり合っている。また、それらの領域の面積がほぼ同一となるように巻回されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
導体に流れる電流を測定するために用いられる空芯コイルであって、 中央に基板開口部を有した絶縁性基板と、 前記絶縁性基板に設けられ、前記基板開口部の軸線周りに沿って導線が巻回されて構成された複数のコイル部を有し、前記巻回方向に沿って視たときの各前記コイル部の前記導線によって囲まれる領域が互いに一部重なり合って各前記コイル部が配置されているとともに、前記導体を流れる電流により各前記コイル部に発生する誘導起電力が電気的に同じ向きになるように各前記コイル部が直列に接続されて構成されたコイル線とを備え、 前記絶縁性基板は、各前記コイル部の前記導線が貫通した芯基板部と、前記芯基板部の一面及び他面からそれぞれ同数段重ねられた重ね基板部とを有し、 各前記コイル部は、前記一面側に重ねられた前記重ね基板部の反前記芯基板部側の重ね面及び前記一面の何れかに、前記軸線周りに略放射状に配列された複数の第1細線部、前記他面側に重ねられた前記重ね基板部の反前記芯基板部側の重ね面及び前記他面の何れかに、前記軸線周りに略放射状に配列された複数の第2細線部、前記第1細線部の一端部と前記第2細線部の一端部とを電気的に接続する内径側接続細線部、並びに前記第1細線部の他端部と前記内径側接続細線部に電気的に接続された前記一端部を有する前記第2細線部に隣接する前記第2細線部の他端部とを電気的に接続する外径側接続細線部を有していることを特徴とする空芯コイル。
IPC (2件):
H01F5/00 ,  H01F5/04
FI (2件):
H01F5/00 F ,  H01F5/04 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • ロゴスキコイル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-134712   出願人:ジエー・ウー・セー・アルストム・テ・エ・デ・エス・アー
  • ロゴスキーコイル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-028172   出願人:株式会社東芝
  • 特開平2-259577
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