特許
J-GLOBAL ID:200903014757608622

松葉杖

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 昭夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-042259
公開番号(公開出願番号):特開2000-237253
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】グリップホルダとグリップ高さ調整孔との位置合わせの容易化を図ること。【解決手段】パイプ挿通孔10は内側円弧面10aと外側円弧面10bと前側、後側垂直面10c、10dとにより形成される。係止ピン部11の先端部11aは、支持パイプ1、2が内側位置にあるときグリップ高さ調整孔6に挿入されグリップホルダ3を支持パイプに対し係止状態に保持し、支持パイプが外側位置にあるときグリップ高さ調整孔から外れグリップホルダを上下方向へスライド可能にする。垂直ピン部12は係止ピン部の仮想延長軸線VL1付近の部位に設けられる。ロック時、ロックレバー13のレバー円弧面13bは支持パイプの外周面に対し係止ピン部とは反対側から当接し、レバー円弧面の端部13cは支持パイプの軸線L1と垂直ピン部の軸線L2とを結ぶ仮想水平線VL2の近傍位置であってロック方向dに仮想水平線を越えた位置に位置する。
請求項(抜粋):
前後の支持パイプの垂直部間に水平に架設され上下方向にスライド可能なグリップホルダを備え、このグリップホルダの前端部及び後端部にそれぞれ支持パイプに当該グリップホルダを係止させるための係止機構を備える松葉杖において、各支持パイプの垂直部はその内側面又は外側面に複数のグリップ高さ調整孔を有し、各係止機構は、前記支持パイプが挿通され水平断面形状が内外方向に長い略長円形状に形成されたパイプ挿通孔を有するスリーブ部と、前記グリップ高さ調整孔に挿入可能な係止ピン部と、前記スリーブ部に設けられる垂直ピン部と、該垂直ピン部に端部が軸支され外部からロック方向及びアンロック方向の回動操作力を受けるロックレバーとを備え、前記パイプ挿通孔は、当該パイプ挿通孔内において前記支持パイプが内側に位置するとき該支持パイプの外周面の内側半分と当接する内側円弧面と、当該パイプ挿通孔内において前記支持パイプが外側に位置するとき該支持パイプの外周面の外側半分と当接する外側円弧面と、前記内側、外側円弧面間に対面形成された前側、後側垂直面とにより形成され、前記係止ピン部は、前記内側、外側円弧面のいずれか一方の円弧面の中央部から内外方向に沿って水平に突設されており、前記支持パイプが内側、外側位置のいずれか一方の位置にあるときその先端部が前記グリップ高さ調整孔に挿入されグリップホルダを支持パイプに対し係止状態に保持し、一方、前記支持パイプが他方の位置にあるときその先端部が前記グリップ高さ調整孔から外れグリップホルダを上下方向へスライド可能にし、前記垂直ピン部は、前記スリーブ部において前記係止ピン部が形成されていない円弧面側の部位であって係止ピン部の仮想延長軸線付近の部位に設けられ、前記ロックレバーは、ロック時、支持パイプの外周面に対し係止ピン部とは反対側から当接するレバー円弧面を有し、このレバー円弧面のロック方向における端部は、当該ロックレバーのロック時、支持パイプの軸線と垂直ピン部の軸線とを結ぶ仮想水平線の近傍位置であってロック方向に前記仮想水平線を越えた位置に位置することを特徴とする松葉杖。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 整形外科松葉杖用の調節可能な握り部
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-110669   出願人:ガーディアンプロダクツインコーポレイテッド
  • 特開昭63-264062
  • 松葉杖
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-159020   出願人:アイワ産業株式会社
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