特許
J-GLOBAL ID:200903014769975370

コンピュータシステムおよびそのレジューム処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-291171
公開番号(公開出願番号):特開2002-099436
出願日: 2000年09月25日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】レジューム処理を高速に実行できるようにし、サスペンドなどのパワーセーブモードからの復帰に要する時間の短縮化を図る。【解決手段】BIOSによるレジューム処理はコアデバイスの復帰処理と他の各デバイスに関するD3復帰処理とに分割され、コアデバイスの復帰処理が完了した時点で、OSによるレジューム処理が開始される。BIOSによるD3復帰処理は、OSによるD0復帰処理中にソフトウェアSMIを定期的に発行すること等によって割り込み処理の形式で実行される。これにより、D3復帰処理とD0復帰処理とが時分割的に交互に実行されることになり、全てのデバイスについてのD3復帰処理が完了してからD0復帰処理に移行するという従来の順次処理に比べ、レジューム処理全体に要する時間を短縮することができる。
請求項(抜粋):
パワーセーブモードへの移行時にメモリにセーブされたシステムデータを用いて、前記パワーセーブモード直前の作業環境を復元するレジューム処理機能を有するコンピュータシステムにおいて、前記レジューム処理はBIOSプログラムによって実行される第1のレジューム処理とオペレーティングシステムによって実行される第2のレジューム処理とを含み、前記パワーセーブモードからのウェイクアップ時に、前記第1のレジューム処理の内で前記オペレーティングシステムの動作に必要なシステムコア部の状態を復元するための処理を、前記BIOSプログラムに実行させる手段と、前記システムコア部の状態を復元するための処理の完了に応答して、前記BIOSプログラムから前記オペレーティングシステムに制御を移す手段と、前記第1のレジューム処理の内の残りの処理と前記第2のレジューム処理とが並行して実行されるように、前記オペレーティングシステムが前記第2のレジューム処理を実行している期間中に割り込み処理を挿入し、その割り込み処理の中で前記BIOSプログラムを実行させる割り込み制御手段とを具備することを特徴とするコンピュータシステム。
IPC (3件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 1/00 370 ,  G06F 12/16 340
FI (3件):
G06F 9/46 340 E ,  G06F 1/00 370 D ,  G06F 12/16 340 R
Fターム (9件):
5B018GA02 ,  5B018KA03 ,  5B018KA22 ,  5B018KA23 ,  5B018LA07 ,  5B018QA20 ,  5B098BA04 ,  5B098GA02 ,  5B098GC05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • コンピュータシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-234285   出願人:株式会社東芝, 東芝コンピュータエンジニアリング株式会社
  • 特開昭62-226216
審査官引用 (5件)
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