特許
J-GLOBAL ID:200903014833966312

トナー用ポリエステル樹脂、その製造方法およびそれを用いたトナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉沢 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-224449
公開番号(公開出願番号):特開平11-060703
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 溶融流動性および低温定着性が良好で、かつ耐ブロッキング性に優れたトナー用ポリエステル樹脂を提供する。【解決手段】 (a)テレフタル酸成分および/またはイソフタル酸成分と、(b)3価以上の多価カルボン酸成分および/または多価アルコール成分と、(c)脂肪族ジオール成分と、(d)その他のジオール成分とでポリエステル樹脂を構成し、該ポリエステル樹脂中のアンチモン、チタン、スズ、亜鉛およびマンガンから選ばれる金属原子とリン原子との含有量を特定範囲にし、軟化温度が100〜150°C、酸価が5mgKOH/g以下、数平均分子量が1,000〜10,000となるようにする。
請求項(抜粋):
(a)全酸成分に対して70〜100モル%のテレフタル酸成分および/またはイソフタル酸成分の少なくとも一種、(b)全酸成分に対して0.1〜30モル%の3価以上の多価カルボン酸および/または3価以上の多価アルコール成分の少なくとも一種、(c)全酸成分に対して40〜120モル%の脂肪族ジオール成分および(d)全酸成分に対して0〜80モル%のその他のジオール成分からなるポリエステル樹脂であって、該ポリエステル樹脂中にアンチモン、チタン、スズ、亜鉛およびマンガンよりなる群から選ばれる少なくとも一種の金属原子を10〜100ppmおよびリン原子を2〜30ppmの範囲で、かつ下記式(I)を満足するように含有し、軟化温度が100〜150°C、酸価が5mgKOH/g以下、数平均分子量が1,000〜10,000であることを特徴とするトナー用ポリエステル樹脂。【数1】2.0≦M/P≦5.0 (I)(式中、Mは金属原子の重量(ppm)、Pはリン原子の重量(ppm)を表わす。)
IPC (4件):
C08G 63/12 ,  C08G 63/83 ,  C08G 63/85 ,  G03G 9/087
FI (4件):
C08G 63/12 ,  C08G 63/83 ,  C08G 63/85 ,  G03G 9/08 331
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る