特許
J-GLOBAL ID:200903014864518075

シリコンカーバイド静電誘導トランジスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 勝男 ,  田中 恭助 ,  佐々木 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-001247
公開番号(公開出願番号):特開2006-190807
出願日: 2005年01月06日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
【課題】 ドリフト層(電圧保持層)10を共通化して逆並列ダイオードを内蔵したシリコンカーバイド静電誘導トランジスタ(SiC-SIT)を実現する。【解決手段】 ソース領域11の第1側面の溝19の底面から側面に沿ってゲート領域12を形成し、第1側面(片側)からの空乏層の伸縮のみでチャネル17の幅を制御し、トランジスタ電流Itをオン/オフ制御するスイッチング素子を構成する。一方、第2側面の溝20の底面から側面に沿いソース領域11の表面に亘ってソース電極18を形成し、このソース電極18とドリフト層10との間にショットキー接合21を形成し、このショットキー接合21からドレイン領域15へ、ドリフト層10を共通化して電流Idを流すダイオードを形成する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
第1導電型のドリフト層の一面に形成された第1導電型のソース領域と、このソース領域の側方に形成された第2導電型のゲート領域と、前記ドリフト層の他面に形成された第1導電型のドレイン領域と、このドレイン領域の他面に形成されたドレイン電極とを備え、前記ドレイン領域から前記ソース領域へ縦方向に流れる電流を、前記ゲート領域から前記ソース領域の直下の前記ドリフト層へ伸縮する空乏層によってオン/オフ制御するシリコンカーバイド(SiC)静電誘導トランジスタ(SIT)において、前記ソース領域の第1側面に形成された前記ゲート領域と、このゲート領域に形成されたゲート電極と、前記ソース領域の表面からこのソース領域の第2側面に亘って形成したソース電極と、この第2側面部の前記ソース電極と前記ドリフト層との間に形成されたダイオード接合とを備え、前記ソース電極から前記ドレイン領域へ、前記ドリフト層を共通化して電流を流すダイオードを形成したことを特徴とする環流ダイオード内蔵型のシリコンカーバイド静電誘導トランジスタ。
IPC (3件):
H01L 29/80 ,  H01L 29/872 ,  H01L 29/47
FI (2件):
H01L29/80 V ,  H01L29/48 D
Fターム (14件):
4M104AA03 ,  4M104BB05 ,  4M104CC03 ,  4M104GG03 ,  4M104GG18 ,  4M104HH17 ,  5F102FB01 ,  5F102GA14 ,  5F102GB04 ,  5F102GC07 ,  5F102GD04 ,  5F102GJ02 ,  5F102GL02 ,  5F102GR11
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-297026   出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (4件)
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