特許
J-GLOBAL ID:200903014915111056

製紙工程のスライム抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-209845
公開番号(公開出願番号):特開2003-020598
出願日: 2001年07月10日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 スライムコントロール剤を用いてスライムの抑制を行っている製紙工程において、抵抗性微生物が出現した場合にも適切なスライムコントロール剤を短時間で的確に選定し、その発生源に対して添加することにより少量の添加量で効率よくスライムを抑制する。【解決手段】 製紙工程から試料を採取し、各試料ごとの微生物相をDNAの塩基配列に基づいて解析し、その結果検出された微生物が現在使用しているスライムコントロール剤に対して抵抗性を有するか否かを判定し、抵抗性微生物の存在比率が高い試料の採取場所を抵抗性微生物の発生源と特定する。抵抗性微生物を検索キーとして、微生物に対する各種スライムコントロール剤の有効濃度のデータが蓄積されているデータベースを検索し、新しいスライムコントロール剤を選定し、前記抵抗性微生物の発生源に新しいスライムコントロール剤を添加する製紙工程のスライム抑制方法。
請求項(抜粋):
製紙工程で発生するスライムをスライムコントロール剤を用いて抑制する方法において、スライムコントロール剤を用いてスライムを抑制している製紙工程の2箇所以上から試料を採取し、各試料ごとの微生物相をDNAの塩基配列に基づいて解析する微生物解析工程と、微生物解析工程で検出された微生物が、現在使用しているスライムコントロール剤に対して抵抗性を有するか否かを判定する抵抗性判定工程と、抵抗性判定工程で抵抗性を有すると判定した抵抗性微生物の存在比率が高い試料の採取場所を抵抗性微生物の発生源と判定する発生源判定工程と、抵抗性判定工程で抵抗性を有すると判定した抵抗性微生物を検索キーとして、微生物に対するスライムコントロール剤の有効濃度のデータが蓄積されているデータベースを検索し、抵抗性微生物に対して有効濃度が入力されているスライムコントロール剤を抽出し、この中から新しいスライムコントロール剤を選定するスライムコントロール剤選定工程と、発生源判定工程で判定した抵抗性微生物の発生源に、スライムコントロール剤選定工程で選定した新しいスライムコントロール剤を添加する発生源処理剤添加工程とを有する製紙工程のスライム抑制方法。
IPC (9件):
D21H 23/08 ,  C02F 1/50 510 ,  C02F 1/50 520 ,  C02F 1/50 531 ,  C02F 1/50 ,  C02F 1/50 532 ,  C12Q 1/02 ZNA ,  C12S 3/08 ,  D21H 21/04
FI (13件):
D21H 23/08 ,  C02F 1/50 510 C ,  C02F 1/50 520 P ,  C02F 1/50 531 L ,  C02F 1/50 531 M ,  C02F 1/50 532 C ,  C02F 1/50 532 E ,  C02F 1/50 532 H ,  C02F 1/50 532 J ,  C02F 1/50 532 L ,  C12Q 1/02 ZNA ,  C12S 3/08 ,  D21H 21/04
Fターム (19件):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ05 ,  4B063QQ18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR42 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX01 ,  4L055AG37 ,  4L055AH21 ,  4L055DA13 ,  4L055DA15 ,  4L055DA40 ,  4L055FA30
引用特許:
出願人引用 (7件)
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