特許
J-GLOBAL ID:200903014931139165

顔料同定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-212432
公開番号(公開出願番号):特開2008-039525
出願日: 2006年08月03日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】顔料、特に日本画の顔料をそのRGB表現データから効率的に且つ精度よく同定できる顔料同定方法を提供する。【解決手段】対象顔料のRGB〜LCh各ベクトルを順次得、対象顔料の所属色領域を決定し、高次RGBベクトルを得るステージ1と、複数個の参照顔料の各々について、RGB(赤緑青)〜LCh(明度彩度色相)各ベクトルを順次得、参照顔料の所属色領域を得、これらベクトルを所属色領域別に分けた顔料データベース(DB)に格納し、その色領域に属する全ての参照顔料のRGBベクトルと分光反射率ベクトルに基き変換行列を得るステージ2と、対象顔料が属する色領域の変換行列を顔料DBから読出し、高次RGBベクトルを変換して得た推定分光反射率ベクトルと該当色領域の参照分光反射率ベクトルとを順次比較して、その差異が最も小さい参照顔料を対象顔料の同定候補とするステージ3からなる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ステージ1、2、及び3からなり、 前記ステージ1では、 対象顔料(同定したい顔料)のソースRGBデータを実測し、RGBベクトル、XYZベクトル、Labベクトル、及びLChベクトルを順次算出し、 前記LChベクトルにより前記対象顔料が複数の色領域のうちのいずれの色領域に属するかを決定し、 前記RBGベクトルから、高次RGBベクトルを算出する、 前記ステージ2では、 複数個の参照顔料の各々について、ソースRGBデータと参照反射率ベクトルを実測して、RGBベクトル、XYZベクトル、Labベクトル、及びLChベクトルを順次算出し、 前記LChベクトルにより前記参照顔料の所属する色領域を決定し、前記RGBベクトル、LChベクトル、及び前記参照反射率ベクトルを、前記所属色領域別に分けた顔料データベースに格納し、 各色領域毎に固有の変換パラメータ行列を、その色領域に属する全ての前記参照顔料のRGBベクトルと前記参照分光反射率ベクトルに基き算出する、 前記ステージ3では、 対象顔料が属する色領域に対して規定された前記変換パラメータ行列を、前記顔料データベースから選択して読み出し、 前記高次RGBベクトルを変換パラメータ行列により変換して推定分光反射率ベクトルを得、 前記推定分光反射率ベクトルと、該当色領域に属する前記参照顔料の参照分光反射率ベクトルとを順次比較してその差異を算出し、 前記推定分光反射率ベクトルと前記参照顔料の参照分光反射率ベクトルの差異が最も小さい参照顔料を、対象顔料の同定候補とする、 ことを特徴とする顔料同定方法。
IPC (2件):
G01N 21/27 ,  G01J 3/46
FI (2件):
G01N21/27 B ,  G01J3/46 Z
Fターム (15件):
2G020DA05 ,  2G020DA14 ,  2G020DA61 ,  2G020DA66 ,  2G059AA02 ,  2G059BB09 ,  2G059BB15 ,  2G059BB20 ,  2G059EE02 ,  2G059EE13 ,  2G059FF08 ,  2G059HH02 ,  2G059JJ01 ,  2G059KK01 ,  2G059MM01
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る