特許
J-GLOBAL ID:200903015064214210

内燃機関の触媒劣化検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-215496
公開番号(公開出願番号):特開平9-041954
出願日: 1995年08月02日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 吸気系にパージされる蒸発燃料の影響によって混合気の空燃比がリッチ側に偏ることに起因する、酸素濃度センサ出力に基づいた触媒劣化判定パラメータによる触媒劣化の誤検知を防止し、正確な劣化判定を行うことができる触媒劣化検出装置を提供する。【解決手段】 パージされる蒸発燃料の影響が増加するほど小さな値に設定されるエバポ補正係数KEVAPの値が1.0(無補正値)であるとき、劣化判定を実行し、KEVAP<1.0であるときは、劣化判定を禁止する(S11)。また、エバポ補正係数KEVAPの学習値KEVAPREFが所定値KEVAPCATより大きいときも、劣化判定を禁止する(図3、S33)。
請求項(抜粋):
燃料タンクから発生する蒸発燃料を吸気系に放出するパージ手段を備えた内燃機関の排気系に設けられ、排気ガスの浄化を行う触媒手段と、該触媒手段の下流側に設けられ、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段と、該酸素濃度検出手段の出力に応じて空燃比制御量を演算する空燃比制御量演算手段と、該空燃比制御量に基づいて前記機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、該空燃比制御手段による空燃比の制御時の前記酸素濃度検出手段の出力に基づいた触媒劣化判定パラメータにより前記触媒手段の劣化を検出する触媒劣化検出手段とを備えた内燃機関の触媒劣化検出装置において、前記パージ手段によって吸気系に放出する蒸発燃料の濃度が濃いときは、前記触媒手段の劣化検出を禁止する劣化検出禁止手段を有することを特徴とする内燃機関の触媒劣化検出装置。
IPC (5件):
F01N 3/20 ZAB ,  F02D 41/14 ZAB ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 ZAB ,  F02D 45/00 368
FI (5件):
F01N 3/20 ZAB C ,  F02D 41/14 ZAB ,  F02D 41/14 310 F ,  F02D 45/00 ZAB ,  F02D 45/00 368 G
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る