特許
J-GLOBAL ID:200903015149893280

マルチコンピュータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坪内 康治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-076713
公開番号(公開出願番号):特開2000-268008
出願日: 1999年03月19日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】 送信に関する要処理時間を短くする。【解決手段】 相互接続された複数のマイクロコンピュータの1つは、予めメモリ210 に有効ノード無しの送信要求受付用連結リスト及びデータ部が任意の有効ノードを所定数連結したフリー連結リストの格納領域FRを設定しておき、メインタスク処理中に他のマイクロコンピュータへの送信事項が生じると、送信要求受付処理で、フリー連結リストの或る有効ノードNFiを削除し、削除後のメモリ領域NRi を用いて、送信要求受付用連結リストの優先度に応じた位置に、今回の送信事項を示すデータを持つ有効ノードを追加する。送信タスク処理では、送信要求受付用連結リスト中で優先度の一番高い有効ノードの示す送信事項の送信処理を実行するとともに、今回の送信対象有効ノードを削除し、該削除後のメモリ領域NRj を用いて、フリー連結リストにデータ部が任意の有効ノードを追加する。
請求項(抜粋):
相互に通信ラインで結ばれた複数のコンピュータを有し、少なくとも1つのコンピュータは、1または複数のメインタスク処理と他のコンピュータへの送信タスク処理を繰り返し実行し、前記1または複数のメインタスク処理中で他のコンピュータへの優先度の異なる種々の送信事項が発生すると、該メインタスク処理中で送信要求受け付け処理を実行し、ローカルメモリに用意した送信要求受付用連結リストに送信事項を示すデータを持つノードを優先度に応じた位置に追加しておき、送信タスク処理を実行する際、送信要求受付用連結リストの中で優先度の一番高いノードの示す送信事項の送信処理を実行するとともに送信要求受付用連結リストの中から該当するノードを削除するようにしたマルチコンピュータシステムにおいて、前記送信タスク処理を実行する前記コンピュータは、予め、ローカルメモリに有効ノード無しの送信要求受付用連結リスト及びデータ部が任意の有効ノードを所定数連結したフリー連結リストの固定の格納領域を設定しておき、他の1または複数のコンピュータへの送信事項が発生すると、前記送信要求受け付け処理により、ローカルメモリのフリー連結リストの1つの有効ノードを削除し、該削除した有効ノードのメモリ領域を用いて、送信要求受付用連結リストの優先度に応じた位置に、今回の送信事項を示すデータを持つ有効ノードを追加するようにし、一方、前記送信タスク処理を実行する際、ローカルメモリの送信要求受付用連結リストの中で優先度の一番高い有効ノードを送信対象ノードとして、該送信対象ノードの示す送信事項の送信処理を実行するとともに、ローカルメモリの今回の送信対象ノードを削除し、該削除した送信対象ノードのメモリ領域を用いて、フリー連結リストにデータ部が任意の有効ノードを追加するようにしたこと、を特徴とするマルチコンピュータシステム。
IPC (2件):
G06F 15/167 ,  H04L 12/40
FI (2件):
G06F 15/167 H ,  H04L 11/00 320
Fターム (6件):
5B045BB31 ,  5B045BB35 ,  5K032AA02 ,  5K032BA05 ,  5K032CB04 ,  5K032DB19
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-096546
  • 転送要求キュー制御方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-339094   出願人:富士通株式会社
  • 特開平1-265340
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