特許
J-GLOBAL ID:200903015231553552

ステアリングブッシュ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-002123
公開番号(公開出願番号):特開平11-201179
出願日: 1998年01月08日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 ねじり方向のばね定数をステアリングホイールの回転角に応じて変化させて操縦安定性向上を図りかつ筒軸方向のばね定数を小さくしてステアリングホイールの振動低減を達成する上で、その構造を単純化して製造コストの低減化、及び、製造の容易化を図る。【解決手段】 ステアリングブッシュ3を内筒体5と、外筒体6と、内筒体と外筒体との間に配設して両筒体を互いに連結するゴム弾性体7とにより構成する。内筒体の外周面51に、互いに180°離れた2箇所に筒軸方向の一端から筒軸方向略中間位置まで、径方向外方に突出する凸部5a,5aを形成し、外筒体の内周面61に、内筒体の凸部に対応する位置に径方向外方に凹となり内筒体の凸部の凸形状と対応する凹部6a,6aを形成する。ゴム弾性体と外筒体との接合面に接着剤を塗布し、ゴム弾性体と内筒体との接合面の内、筒軸方向の一部領域L1に接着剤を未塗布とする一方、他部領域L2に接着剤を塗布して、外筒体に対して内筒体を挿入し、両筒体の間に未加硫ゴムを流し込んで一体加硫成形する。
請求項(抜粋):
ステアリングホイール側の第1シャフトに連結される内筒体と、上記内筒体の外周囲を囲み上記内筒体の筒軸に対し同軸に配置されてステアリングギア装置側の第2シャフトに連結される外筒体と、上記内筒体と上記外筒体との間に配設されて両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを備えたステアリングブッシュにおいて、上記内筒体の外周面及び外筒体の内周面のいずれか一方には径方向に突出して上記筒軸方向の一端から他端に向けて延びる凸部が形成される一方、他方には上記凸部に対応する位置に上記凸部の凸形状と対応するよう径方向に凹となる凹部が形成され、上記ゴム弾性体と内筒体とが互いに接合する内周側接合面、及び、上記ゴム弾性体と外筒体とが互いに接合する外周側接合面のいずれか一側の接合面は全領域が接着され、他側の接合面の内、上記筒軸方向の一部領域が非接着とされる一方、他部領域が接着されていることを特徴とするステアリングブッシュ。
IPC (3件):
F16D 3/12 ,  B62D 1/20 ,  F16F 7/00
FI (3件):
F16D 3/12 A ,  B62D 1/20 ,  F16F 7/00 L
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 弾性軸継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-242923   出願人:光洋精工株式会社, 倉敷化工株式会社
  • 弾性軸継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-318950   出願人:日本精工株式会社
  • 特開昭62-283218
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