特許
J-GLOBAL ID:200903015292913047

溶液中の白金族元素の分離・回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-095134
公開番号(公開出願番号):特開平8-291345
出願日: 1995年04月20日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 白金族元素を含む金属塩混合物の水溶液又は有機溶液から白金族元素を比較的少量の超臨界流体で効率よく分離し、かつ抽出助剤や過剰な錯化剤を添加することなく、再利用のための処理が容易な粉末状もしくは水溶液状の形態で分離・回収する。【構成】 白金族元素を含む金属塩混合物の水溶液又は有機溶液中でホスフィン類、ホスファイト類、ジアルキルサルファイド類、シクロペンタジエン、一酸化炭素等の錯化剤により白金族元素の錯体を生成し、この錯体に超臨界流体を接触させて錯体を超臨界流体に抽出し、この錯体を抽出した超臨界流体をヒドラジン、水素化ホウ素ナトリウム、チオ尿素又は塩化アンモニウムを含むアンモニア水溶液に超臨界状態を保った状態で吹き込むことにより、超臨界流体に錯体として溶解している白金族元素をアンモニア水溶液中に回収する。
請求項(抜粋):
白金族元素を含む金属塩混合物の水溶液又は有機溶液中でホスフィン類、ホスファイト類、ジアルキルサルファイド類、シクロペンタジエン及び一酸化炭素からなる群より選ばれた1種又は2種以上の錯化剤により前記白金族元素の錯体を生成し、前記錯体に超臨界流体を接触させて前記錯体を前記超臨界流体に抽出し、前記錯体を抽出した超臨界流体をヒドラジン、水素化ホウ素ナトリウム、チオ尿素又は塩化アンモニウムを含むアンモニア水溶液に超臨界状態を保った状態で吹き込むことにより、前記超臨界流体に錯体として溶解している白金族元素を前記アンモニア水溶液中に回収することを特徴とする溶液中の白金族元素の分離・回収方法。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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