特許
J-GLOBAL ID:200903015358512421

油中ガスの分析装置および分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-079657
公開番号(公開出願番号):特開2005-265666
出願日: 2004年03月19日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】 簡単な構成にて、油中に溶存する多成分のガスの濃度を精度よく測定できるとともに、異常の有無を直ちに診断することができる油中ガスの分析装置ならびに分析方法を提供する。【解決手段】 ガス分離カラム36の充填材として、耐熱性の吸着性多孔質体を用いるとともに、このガス分離カラム36を70°Cから170°Cの範囲の所定の温度に保持するようにしているので、例えばガス分離カラム36の長さが1m以下の短い場合にはカラム温度を70°C程度の低い温度に、ガス分離カラム36の長さが2m以上の長い場合にはカラム温度を170°C程度の高い温度に保持することにより多成分の混合ガスを短時間で完全に各単一ガス成分に分離することができる。また、各単一ガス成分を検出するセンサとして半導体センサ38を用い、この半導体センサ38を70°Cから300°Cの範囲の所定温度に保持しているので、半導体センサ38の検知感度と再現性とを向上させることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電気機器より採取した絶縁油中に溶存する多成分のガスを抽出する抽出部と、 前記多成分のガスを含有する気体を通流させた時に前記多成分のガスを吸着し、続いて外気を通流させた時に吸着したガスを1成分ずつ放出する吸着性多孔質体が充填され、70°Cから170°Cの範囲の所定温度に保持されたガス分離カラムと、 前記ガス分離カラムに接続されるとともに、70°Cから300°Cの範囲の所定温度に保持され、前記ガス分離カラムから逐次放出されたガスを検出して当該ガスに対応する電気信号を出力する半導体センサとを具備することを特徴とする油中ガスの分析装置。
IPC (2件):
G01N27/12 ,  G01N1/22
FI (3件):
G01N27/12 A ,  G01N1/22 H ,  G01N1/22 L
Fターム (10件):
2G046AA02 ,  2G046DC11 ,  2G052AA08 ,  2G052AC21 ,  2G052BA21 ,  2G052ED07 ,  2G052ED09 ,  2G052GA21 ,  2G052HC22 ,  2G052JA13
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 油中ガス測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-191513   出願人:三菱電機株式会社
  • 特許第3215243号公報(第1-4、第1図)
審査官引用 (8件)
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