特許
J-GLOBAL ID:200903015415479282

レーザ誘起光破壊効果によって毛を短くするための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 津軽 進 ,  宮崎 昭彦 ,  笛田 秀仙
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-522457
公開番号(公開出願番号):特表2007-501047
出願日: 2004年07月28日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
本発明は、毛(3)、特に、人間の皮膚(5)から生える毛を短くするための装置(1)に関する。この装置(1)は、所定のパルス時間の間レーザビーム(9)を発生させるためのレーザ源(7)と、前記レーザビームを焦点(25)に集束するための光学系(15)と、前記焦点を目標位置に位置決めするためのレーザビームマニピュレータ(17)とを持つ。本発明によれば、前記焦点(25)の寸法及び前記発生させられたレーザビーム(9)のパワーは、前記レーザビームが、前記焦点(25)において毛組織の特徴的閾値より上のパワー密度を持つようなものであり、前記特徴的閾値より上では、前記所定のパルス時間、レーザ誘起光破壊(LIOB)現象が前記毛組織において起こる。LIOB現象は、毛組織における多くの機械的効果、例えばキャビテーション及び衝撃波の発生を生じさせ、これら効果は、LIOB現象が起こる位置の周りの位置において毛(3)を損傷する。実験から、レーザ源(7)の十分な量の全エネルギーがあるとき、LIOB現象が、毛を完全に破壊し従って短くするのに用いられることができることが分かった。本発明による装置(1)の利点は、毛(3)を完全に破壊するのに必要なエネルギーの全量が、毛の周りの皮膚組織の刺激及び損傷が許容可能なレベルに制限されるか又は完全に防止されさえするようなレベルにある、ということである。
請求項(抜粋):
所定のパルス時間の間レーザビームを発生させるためのレーザ源と、前記レーザビームを焦点に集束するための光学系と、前記焦点を目標位置に位置決めするためのレーザビームマニピュレータとを有する、毛を短くするための装置において、前記焦点の寸法及び前記発生させられたレーザビームのパワーは、前記レーザビームが前記焦点において毛組織の特徴的閾値より上のパワー密度を持つようなものであり、前記特徴的閾値より上では、前記所定のパルス時間、レーザ誘起光破壊現象が前記毛組織において起こることを特徴とする装置。
IPC (4件):
A45D 26/00 ,  H01S 3/00 ,  A61B 18/20 ,  A61N 5/06
FI (4件):
A45D26/00 Z ,  H01S3/00 A ,  A61B17/36 350 ,  A61N5/06 E
Fターム (18件):
4C026AA10 ,  4C026BB07 ,  4C026FF22 ,  4C026FF23 ,  4C026FF34 ,  4C026GG03 ,  4C026HH04 ,  4C026HH15 ,  4C082RA10 ,  4C082RC08 ,  4C082RE23 ,  4C082RE35 ,  4C082RJ03 ,  4C082RL04 ,  4C082RL06 ,  4C082RL15 ,  4C082RL24 ,  5F172ZZ03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
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