特許
J-GLOBAL ID:200903015502271841

金車通過型引留クランプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-334451
公開番号(公開出願番号):特開平10-164740
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 電線延線工事における金車通過時にアルミクランプによる屈曲からアルミ素線を保護することを課題としている。【解決手段】 電線引留金具1を鋼スリーブ2とアルミスリーブ3と緩衝部材4とから構成する。アルミスリーブ3の一端部には先細りのテーパ部3cを形成する。アルミスリーブ3のテーパ部3cは、そのほぼ中間部から先端側が非圧縮部3dとする。この非圧縮部3dの電線挿通孔には、先端に向かうに従って内径が拡大する外拡がりの内周テーパ3eを形成する。弾性緩衝部材4は、弾性合成樹脂材から成り、その一端側にアルミスリーブ3の内周テーパ部3cにはまり込む対応テーパ部4aを形成する。弾性緩衝部材4の他端側はアルミスリーブ3への装着時に先端から外側に突出する。弾性緩衝部材4には軸線方向の割4cを設けて径を弾性的に縮小させることができる。
請求項(抜粋):
鋼心アルミより線から成る電線の端部の鋼心線外周上に圧縮固定される鋼スリーブと、前記電線の端部が鋼スリーブと共に挿入されてアルミ線の外周に圧縮固定されるアルミスリーブとを備えた引留クランプにおいて、前記アルミスリーブの電線挿入側端部には、先端側へ向かうに従って電線挿入孔の径が拡大し、かつ固定時に圧縮されない内周テーパ部が形成され、前記アルミスリーブの内周テーパ部には、電線との間に介在して電線の屈曲を緩和する環状の弾性緩衝部材が装着されることを具備することを特徴とする金車通過型引留クランプ。
IPC (3件):
H02G 7/02 301 ,  H02G 1/02 301 ,  H02G 1/02
FI (3件):
H02G 7/02 301 P ,  H02G 1/02 301 B ,  H02G 1/02 301 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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