特許
J-GLOBAL ID:200903015512216784

音声多段中継装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-070260
公開番号(公開出願番号):特開平9-261239
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 STM/ATMが混在したネットワークにおいて中継交換機がSTMで多重伝送系がATM装置という場合に、中継交換機で多段中継を行っても音声品質の劣化が少ない音声多段中継装置を得る。【解決手段】 デセル化部1は回線からのATMセルからSTM形式へ変換し、中継時は疑似64K生成部8は16Kbps(以下bpsを略す)の圧縮音声信号に基づき疑似64K信号を作成しパターン挿入部5は特定パターンを周期的に挿入する。パターン検出部6はペアとなる相手チャネルからのパターンを検出して中継であることを認識すると疑似64K信号から16Kの圧縮音声信号を作成してセル化をした上で回線側へ出力する。着信局ではデセル化部1でSTM形式に変換された信号を音声復号部2が64KPCM信号に復号してパターン挿入部5がパターンを付けた上で、交換機経由で着信局の端末へ出力する。
請求項(抜粋):
第1のルートと該第1のルートとは逆方向の第2のルートとを備えた交換機に接続され、上記第1のルートへ音声信号を送信する第1ルート送信手段と上記第2のルートから音声信号を受信する第2ルート受信手段とを有する第1のチャネルと、上記第2ルート受信手段と同一またはほぼ同一の構成を備え、上記第1ルート送信手段とペアとなり、上記第1のルートから上記音声信号を受信する第1ルート受信手段と、上記第1ルート送信手段と同一またはほぼ同一の構成を備え、上記第2ルート受信手段とペアとなり、上記第2のルートへ音声信号を送信する第2ルート送信手段とを有する第2のチャネルとを備え、上記第1ルート送信手段は、回線側より入力されたATM(Asynchronous TransferMode)形式の圧縮された音声信号である圧縮音声セルをSTM(Synchronous Transfer Mode)形式の圧縮音声信号へ変換するデセル化部と、上記圧縮音声信号を圧縮される前の音声信号に復号化する音声復号化部と、中継時に上記ペアとなる第1ルート受信手段が中継を検出するためのパターンを挿入するパターン挿入部と、中継時に上記圧縮音声信号をそのまま別の伝送レートに乗せて上記第1のルートへ出力する疑似64K生成部と、上記疑似64k生成部の出力信号あるいは上記音声復号化部の出力信号のいずれかを選択するように切り替える第1の切り替えスイッチ部とを備え、上記第2ルート受信手段は、上記第2のルートからの音声信号を圧縮して圧縮音声信号を作成する音声圧縮部と、中継時に上記ペアとなる第2ルート送信手段からの中継用のパターン信号を検出するパターン検出部と、上記圧縮音声信号を圧縮音声セルへ変換するセル化部と、中継時に上記第2ルート送信手段の疑似64K生成部からの信号を上記圧縮音声信号へ変換する疑似64K復元部と、上記疑似64k復元部の出力信号あるいは上記音声圧縮部の出力信号のいずれかを選択するように切り替える第2の切り替えスイッチ部とを備えたことを特徴とする音声多段中継装置。
IPC (5件):
H04L 12/28 ,  H03M 7/30 ,  H04B 1/66 ,  H04Q 3/00 ,  H04Q 11/04
FI (5件):
H04L 11/20 D ,  H03M 7/30 Z ,  H04B 1/66 ,  H04Q 3/00 ,  H04Q 11/04 R
引用特許:
審査官引用 (2件)

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