特許
J-GLOBAL ID:200903015644313029

農業用多層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-217804
公開番号(公開出願番号):特開平11-058646
出願日: 1997年08月12日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【解決手段】 表面層(a)と裏面層(b)、または表面層(a)と中間層(c)と裏面層(b)とがこの順序で積層されてなる多層フィルムであって、上記(a)層が、エチレンとα-オレフィンとを共重合して得られ、密度が0.880〜0.940g/cm3でMFRが0.01〜10g/10分のエチレン・α- オレフィン共重合体(A)、または(A)と特定量の高圧法低密度ホ ゚リエチレン(B-1)またはエチレン・酢酸ヒ ゙ニル共重合体(B-2)との混合物(AB)からなり、この(B-1)のMFRが0.01〜100g/10分、密度が0.915〜0.935g/cm3で、(B-2)のMFRが0.1〜500g/10分、密度が0.915〜0.980g/cm3であり、上記(A)または(AB)は、Mw/Mn=1.5〜3.5で、23°Cでのn-テ ゙カン可溶部量と密度とが特定の関係を満たし、GPC-IRによる高分子量側及び低分子量側の分岐数の平均値B1,B2が、B1≧B2であり、上記(b)層、または上記(b)層および(c)層は酢酸ヒ ゙ニル含有量が2.0〜35wt%のエチレン・酢酸ヒ ゙ニル共重合体(C)からなる農業用多層フィルム。【効果】透明性の経時的低下度が少なく、防塵性、強靱性、柔軟性があり展張作業性に優れる。
請求項(抜粋):
表面層と裏面層、または表面層と中間層と裏面層とがこの順序で積層されてなる多層フィルムであって、[I]上記表面層が、エチレンと炭素原子数4〜12のα- オレフィンとを共重合して得られ、密度が0.880〜0.940g/cm<SP>3</SP>であり、メルトフローレートが0.01〜10g/10分の範囲にあるエチレン・α- オレフィン共重合体(A)、または該エチレン・α-オレフィン共重合体(A)と、40重量%以下の量の高圧法低密度ポリエチレン(B-1)またはエチレン・酢酸ビニル共重合体(B-2)との混合物(AB)からなり、該高圧法低密度ポリエチレン(B-1)のメルトフローレートが0.01〜100g/10分で、密度が0.915〜0.935g/cm<SP>3</SP>であり、該エチレン・酢酸ビニル共重合体(B-2)のメルトフローレートが0.1〜500g/10分で、密度が0.915〜0.980g/cm<SP>3</SP>であり、上記エチレン・α-オレフィン共重合体(A)または上記混合物(AB)は、(i) GPCにおいて測定した分子量分布(Mw/Mn:Mw=重量平均分子量、Mn=数平均分子量)が1.5〜3.5の範囲にあり、(ii)23°Cにおけるn-デカン可溶部(W(重量%))と密度(d)とが、W<80×exp(-100(d-0.88))+0.1で示される関係を満たし、(iii)GPC-IRによる高分子量側の分岐数の平均値をB<SB>1</SB> 、低分子量側の分岐数の平均値をB<SB>2</SB> とするとき、B<SB>1</SB> ≧ B<SB>2</SB>であり、[II]上記裏面層、または上記裏面層および中間層は、酢酸ビニル含有量が2.0〜35重量%のエチレン・酢酸ビニル共重合体(C)からなることを特徴とする農業用多層フィルム。
IPC (4件):
B32B 27/32 103 ,  A01G 9/14 ,  A01G 13/02 ,  B32B 27/28 101
FI (4件):
B32B 27/32 103 ,  A01G 9/14 S ,  A01G 13/02 D ,  B32B 27/28 101
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る