特許
J-GLOBAL ID:200903015789818854
電磁弁駆動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312815
公開番号(公開出願番号):特開平9-151767
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 種々の異常を極めて効率良く検出できる電磁弁駆動装置を提供する。【解決手段】 電磁弁の電磁ソレノイドLの通電開始直後にピーク電流を供給するべくコンデンサC1に高電圧を充電する昇圧回路32と、同じく通電時に開弁保持用の一定電流を供給するホールド電流回路34a,34bを備えた装置10において、通電用トランジスタTRをオンさせる直前のコンデンサC1の電圧が所定範囲内でなければ、ホールド電流回路34a,34bの作動に伴い生じる電磁ソレノイドLの電流供給経路CM1,CM2のレベル変化を電圧監視回路38a,38bにより検出し、そのレベル変化回数に基づき電磁ソレノイドLへの定電流供給状態が正常か否かを判定し、定電流供給状態が正常ならば昇圧回路32の故障と判定し、そうでなければ電流供給経路がバッテリ電圧に短絡したと判定する。この結果、昇圧回路32と電流供給経路との異常を効率良く検出できる。
請求項(抜粋):
電磁ソレノイドを有し、該電磁ソレノイドが通電されることにより開弁する電磁弁と、前記電磁ソレノイドの電流供給経路に直列に設けられたスイッチング素子と、該スイッチング素子を駆動制御して前記電磁弁を開閉させる制御手段と、前記電磁ソレノイドの電流供給経路に並列に設けられたコンデンサと、前記スイッチング素子のオフ時に前記コンデンサを所定の高電圧で充電することにより、前記スイッチング素子がオンされた時に前記コンデンサから前記電磁ソレノイドへピーク電流を供給させて前記電磁弁を速やかに開弁させるピーク電流供給手段と、前記電流供給経路の前記電磁ソレノイド及び前記スイッチング素子よりも上流側に接続され、前記コンデンサによって前記電磁ソレノイドにピーク電流が供給された後、前記電磁ソレノイドに前記ピーク電流より小さい一定電流を流して前記電磁弁の開弁状態を保持する定電流供給手段と、を備えた電磁弁駆動装置において、前記スイッチング素子のオフ時に前記コンデンサの両端電圧を検出し、当該検出結果に基づき前記コンデンサの充電状態が正常であるか否かを判定する第1の異常検出手段と、該第1の異常検出手段により前記コンデンサの充電状態が正常でないと判定された場合に、前記定電流供給手段による前記電磁ソレノイドへの定電流供給状態を検出し、当該検出結果に基づき前記電磁ソレノイドへの定電流供給状態が正常であるか否かを判定する第2の異常検出手段と、該第2の異常検出手段により前記定電流供給状態が正常であると判定された場合には、前記ピーク電流供給手段が故障したと判定し、前記第2の異常検出手段により前記定電流供給状態が正常でないと判定された場合には、前記電流供給経路が前記所定の高電圧よりも低い電圧レベルに短絡したと判定する異常モード判定手段と、を備えたことを特徴とする電磁弁駆動装置。
IPC (6件):
F02D 41/20 375
, F02D 41/22 380
, F02D 41/22
, F02D 41/22 385
, F02D 41/40
, F02M 51/00
FI (7件):
F02D 41/20 375
, F02D 41/22 380 H
, F02D 41/22 380 M
, F02D 41/22 385 H
, F02D 41/22 385 M
, F02D 41/40 C
, F02M 51/00 Z
引用特許:
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