特許
J-GLOBAL ID:200903015807986115

配電自動化システムのフレームワーク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230140
公開番号(公開出願番号):特開平10-075531
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 配電線監視業務を計算機によって自動的に行う配電自動化システムにおいて、電力会社毎の仕様の違いを吸収することができる配電自動化システムのフレームワークを提供する。【解決手段】 各事故毎に事故判定オブジェクトと判定状態オブジェクトで表現し、電力融通を配電系統の差分を表すオブジェクトで表現するとともに、続発事故発生時に必要な確認を行う関数と融通実行処理用のオブジェクトを用意し、停電区間塊に対して隣接配電線から電力を融通する計算を実行する純粋仮想関数と計算結果の型を用意して事故処理用フレームワークを構築するとともに、配電線路図用フレームワークおよび帳票用フレームワークを構築し、前記フレームワークは、汎用性のレベルに応じて、監視制御基本レイヤ、電力監視制御レイヤ、配電自動化レイヤの各レイヤに分けて構成する。
請求項(抜粋):
配電線監視業務を計算機によって自動的に行う配電自動化システムにおいて、開閉器、設備等の抽象クラスで表現できるものをフレームワーク機能として取り入れた上位クラスを用意し、その他は各アプリケーションで継承クラスを作って対応し、各事故毎に事故判定オブジェクトと判定状態オブジェクトで表現し、電力融通を配電系統の差分を表すオブジェクトで表現するとともに、続発事故発生時に必要な確認を行う関数と融通実行処理用のオブジェクトを用意し、停電区間塊に対して隣接配電線から電力を融通する計算を実行する純粋仮想関数と計算結果の型を用意して事故処理用フレームワークを構築し、配電線路図上で注目させたいシンボルを点滅させる機能と、表示の制約を種類毎のオブジェクトに表示の命令を出すオブジェクトを設けるとともに、配電線路図をいくつかの小矩形に切り分けておき、描画すべきオブジェクトを矩形単位で管理する機構を設けて配電線路図用フレームワークを構築し、マウスクリックのイベントを各種帳票のなかでどのように伝達するかのしくみを決めて帳票用オブジェクトを整理した帳票用フレームワークを構築し、前記フレームワークは、汎用性のレベルに応じて、共有メモリを利用する際に汎用的な機能である監視制御基本レイヤ、監視制御システムに汎用的な機能である電力監視制御レイヤ、配電自動化システムに汎用的な機能である配電自動化レイヤ、個々の配電自動化システムで固有の機能である固有のアプリケーションの各レイヤに分けて構成したことを特徴とする配電自動化システムのフレームワーク。
IPC (4件):
H02J 3/00 ,  G06F 9/44 530 ,  H02H 7/26 ,  H02J 13/00 311
FI (5件):
H02J 3/00 K ,  G06F 9/44 530 P ,  H02H 7/26 F ,  H02H 7/26 J ,  H02J 13/00 311 R
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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