特許
J-GLOBAL ID:200903015856502905

極低硫低窒素高清浄度鋼の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-332016
公開番号(公開出願番号):特開2008-144224
出願日: 2006年12月08日
公開日(公表日): 2008年06月26日
要約:
【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理および取鍋蓋開口部の不活性ガスパージの適正化により、極低硫低窒素高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜3の順序により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する、工程2:取鍋蓋を設置し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで蓋の内側への大気の侵入を抑制しながら攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合してカバースラグを形成する、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う。さらに、蓋の開口部を不活性ガスによりパージするか、工程3の後に工程4として溶鋼のRH真空脱ガス処理に際し、溶鋼中の介在物の低減および脱窒処理などを行ってもよい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶鋼を下記の工程1〜3で示される順序により処理することを特徴とする極低硫低窒素高清浄度鋼の溶製方法。 工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程 工程2:大気圧下において取鍋上方開口部を覆い溶鋼の昇熱用のランス挿入孔と攪拌用のランス挿入孔と合金添加孔とのうち少なくとも一つを備えた蓋を設置し、かつ、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより該蓋に備えられたランス挿入孔および/または合金添加孔から該蓋の内側への大気の侵入を抑制しながら、該溶鋼および前記CaO系フラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、該酸化性ガスと溶鋼との反応により生成した酸化物をCaO系フラックスと混合してカバースラグを形成する工程 工程3:前記酸化性ガスの供給を停止し、大気圧下の前記取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫および介在物除去を行う工程
IPC (7件):
C21C 7/00 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/064 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/10 ,  C21C 7/076 ,  C21C 7/072
FI (8件):
C21C7/00 K ,  C21C7/00 N ,  C21C7/04 B ,  C21C7/064 Z ,  C21C7/06 ,  C21C7/10 A ,  C21C7/076 A ,  C21C7/072 Z
Fターム (35件):
4K013AA07 ,  4K013BA05 ,  4K013BA07 ,  4K013BA08 ,  4K013BA11 ,  4K013BA12 ,  4K013BA14 ,  4K013CA02 ,  4K013CA04 ,  4K013CA11 ,  4K013CA12 ,  4K013CB06 ,  4K013CB09 ,  4K013CC02 ,  4K013CD07 ,  4K013CE01 ,  4K013CE04 ,  4K013CF03 ,  4K013DA02 ,  4K013DA03 ,  4K013DA05 ,  4K013DA08 ,  4K013DA09 ,  4K013DA10 ,  4K013DA12 ,  4K013DA13 ,  4K013DA14 ,  4K013EA03 ,  4K013EA05 ,  4K013EA19 ,  4K013EA25 ,  4K013EA28 ,  4K013FA02 ,  4K013FA03 ,  4K013FA05
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (7件)
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