特許
J-GLOBAL ID:200903015888034458

生体硬さ計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-129897
公開番号(公開出願番号):特開2009-273777
出願日: 2008年05月16日
公開日(公表日): 2009年11月26日
要約:
【課題】医師の個人的技量に依存する触診における個人差を低減するために、生体内組織の硬さを定量的に評価することで、医師の個人的技量に依らずに、体内組織の状態(正常・異常)を的確に判断する。【解決手段】適当な硬さの非柔軟中空材料11a内に、それよりも柔らかい柔軟中実材料12aと薄肉板13aを挿入したセンサ先端部と、別の柔軟中実材料12bと薄肉板13bによって構成されるセンサ基部が、非柔軟中空材料11bによって固定された構造を有する硬さ計測センサ10を使用し、測定対象物30に静的に押し付けるだけで測定対象物の硬さを測定する。柔軟中実材料12aと12bの下部に挿入されている薄肉板13aと13bによってセンサ先端部の非柔軟中空材料11aとセンサ基部にかかる力をそれぞれ測定し、それらの力の比を利用して、センサの特性曲線から測定対象物30の硬さをヤング率によって定量的に推定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
対象物への一度の押付けによって該対象物の硬さを定量的に測定可能な生体組織硬さ計測装置であって、該硬さ計測装置の硬さ計測センサはセンサ先端部およびセンサ基部から構成されていて、センサ先端部は、柔軟中実材料が、該柔軟中実材料よりも十分に硬い非柔軟中空材料内に挿入された部材と、前記部材において柔軟中実材料が非柔軟中空材料内部で固定されるための薄肉板と、該薄肉板の変形を検出するための曲げ変形検出手段と、によって構成され、センサ基部は、中実材料の一端が中空状に加工された非柔軟中空材料と、該非柔軟中空材料の端面を覆うように配置された薄肉板と、該薄肉板の変形を検出するための曲げ変形検出手段と、によって構成され、前記センサ先端部と前記センサ基部が、前記非柔軟中空材料内に挿入された柔軟中実材料と同程度の硬さを有する柔軟中実材料を介して結合されていることを特徴とする生体硬さ計測装置。
IPC (3件):
A61B 5/00 ,  G01N 3/40 ,  A61B 10/00
FI (3件):
A61B5/00 M ,  G01N3/40 E ,  A61B10/00 T
Fターム (7件):
4C117XA01 ,  4C117XA02 ,  4C117XD06 ,  4C117XD21 ,  4C117XD22 ,  4C117XD40 ,  4C117XE12
引用特許:
出願人引用 (2件)

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