特許
J-GLOBAL ID:200903015952618655

磁気特性および被膜特性に優れた方向性珪素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-171877
公開番号(公開出願番号):特開2001-003119
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 磁気特性のみならず、被膜特性の安定した向上を図る。【解決手段】 方向性珪素鋼板の製造に際し、MgO系の焼鈍分離剤中に、Caを、CaO換算で分離剤全体の 0.2〜0.9 wt%含有させると共に、最終仕上げ焼鈍工程において、 750〜950 °Cの温度で少なくとも5時間保持することによって二次再結晶させるものとし、その際、二次再結晶焼鈍中の保持温度T(°C)を、上記したCaO濃度〔CaO〕(%)との関係で、次式830 -〔CaO〕×100 ≦T≦ 970-〔CaO〕×100を満足する範囲に制御する。
請求項(抜粋):
含Si鋼スラブを、加熱後、熱間圧延し、ついで1回または中間焼鈍を挟む複数回の冷間圧延を施して最終板厚に仕上げたのち、脱炭焼鈍を施し、ついで鋼板表面にMgO系の焼鈍分離剤を塗布してから、二次再結晶焼鈍および純化焼鈍からなる最終仕上げ焼鈍を施す一連の工程よりなる方向性珪素鋼板の製造方法において、上記MgO系の焼鈍分離剤中に、Caを、CaO換算で分離剤全体の 0.2〜0.9 wt%含有させると共に、最終仕上げ焼鈍工程において、 750〜950 °Cの温度で少なくとも5時間保持することによって二次再結晶させるものとし、その際、二次再結晶焼鈍中の保持温度T(°C)を、上記したCaO濃度〔CaO〕(%)との関係で、次式830 -〔CaO〕×100 ≦T≦ 970-〔CaO〕×100を満足する範囲に制御することを特徴とする、磁気特性および被膜特性に優れた方向性珪素鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21D 9/46 501 ,  C21D 8/12 ,  H01F 1/18
FI (3件):
C21D 9/46 501 B ,  C21D 8/12 B ,  H01F 1/18
Fターム (17件):
4K033AA02 ,  4K033BA01 ,  4K033BA02 ,  4K033LA01 ,  4K033MA01 ,  4K033MA02 ,  4K033RA04 ,  4K033TA02 ,  5E041AA02 ,  5E041BC01 ,  5E041CA02 ,  5E041HB05 ,  5E041HB07 ,  5E041HB11 ,  5E041HB14 ,  5E041NN05 ,  5E041NN18
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る